戸田 博文(とだ ひろふみ、1963年10月1日[1] - )は日本中央競馬会 (JRA) ・美浦トレーニングセンターに所属する調教師。専修大学卒業[2]。
略歴
専修大学では馬術部に所属[3]。2001年6月に厩舎を開業[4]。初出走は同年6月24日福島競馬第4競走のケイアイミラクルで3着[1][5]、初勝利は7戦目となる同年7月15日新潟競馬第4競走のケイアイミラクルであった[4]。2002年のエーデルワイス賞をトーセンリリーで重賞初勝利[6]。2006年のフラワーカップをキストゥヘヴンで制してJRA重賞初勝利[7]。続く桜花賞も制してGI競走初勝利も同馬で達成した[8]。
主な管理馬
※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。
- (トーセンリリー) (2002年エーデルワイス賞)
- キストゥヘヴン (2006年フラワーカップ、桜花賞、2008年京成杯オータムハンデキャップ、2009年中山牝馬ステークス)[9]
- (ゴールドアグリ) (2006年新潟2歳ステークス)[9]
- ミヤビペルセウス (2007年新潟ジャンプステークス)[9]
- ブレイクランアウト (2009年共同通信杯)[9]
- シンゲン (2009年新潟大賞典、エプソムカップ、2010年オールカマー)[9]
- シビルウォー (2011年ブリーダーズゴールドカップ、白山大賞典、2012年マーキュリーカップ、ブリーダーズゴールドカップ、2013年名古屋グランプリ)[10]
- フェノーメノ (2012年青葉賞、セントライト記念、2013年日経賞、天皇賞(春)、2014年天皇賞(春))[9]
- ロワジャルダン (2015年みやこステークス)[9]
- グランシルク (2017年京成杯オータムハンデキャップ)
- メートルダール (2017年中日新聞杯)
- ラストドラフト (2019年京成杯)
- デルマルーヴル(2018年兵庫ジュニアグランプリ、2019年名古屋グランプリ)
- タイムトゥヘヴン(2022年ダービー卿チャレンジトロフィー)
不祥事
2019年10月20日、東京競馬2R確定後の検量室で、松若風馬騎手に粗暴な行為を行ったとして、過怠金20万円を科された。[11]
脚注
- ^ a b c “戸田博文のプロフィール|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “メディア掲載情報(新着情報(2014年10月))”. 専修大学. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “戸田厩舎・フェノーメノ佐々木助手/天皇賞・春 Part3 『人事を尽くして天命を待つ』”. netkeiba.com. 2015年11月16日閲覧。
- ^ a b “ニュースぷらざ 2001年7月23日号”. 競馬ブック. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “3歳未勝利|2001年06月24日|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “トーセンリリー、登録抹消”. netkeiba.com. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “フラワーC、キストゥヘヴンが差し切る”. netkeiba.com. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “桜花賞、キストゥヘヴンが豪快に差し切る”. netkeiba.com. 2015年11月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g “戸田博文の調教師成績”. netkeiba.com. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “シビルウォーの競走成績”. netkeiba.com. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “戸田博文調教師に過怠金20万円、松若騎手を蹴る”. 2019年10月20日 18時03分閲覧。