慶安川越地震

同じ年に神奈川県で発生した「慶安川崎地震」とは異なります。

慶安川越地震（けいあんかわごえじしん）とは、1649年7月30日（慶安2年6月21日）に、日本の関東地方で発生した地震である。慶安江戸地震あるいは慶安武蔵地震などとも。

慶安川越地震
本震
発生日	1649年7月30日（慶安2年6月21日）
震央	関東地方南部
規模	M7.0程度
最大震度	震度6：東京都・埼玉県など（推定）
地震の種類	大陸プレート内地震
被害
死傷者数	死者50人以上
被害地域	日本（関東地方）
プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害
(テンプレートを表示)

概要

1649年7月30日、関東地方の南部（現在の埼玉県川越市周辺）で大地震が発生した^[1]。南関東直下地震の1つとされている^{[独自研究?]}。地震の規模はマグニチュード7.0前後と推定され、震央に近い東京都や埼玉県で、震度5〜震度6程度の強い揺れがあったとみられる^[2]。

地震の種類は、大陸プレート内地震とされている^{[3][出典無効]}。

この地震と同じ年に、同じ南関東で慶安川崎地震が発生している。

被害

人的被害

この地震による死者は少なくとも50人程であった^[4]。

その他の被害

700軒ほどの町屋は大破し、江戸城などの城も被害を受けた。上野の大仏は頭部が落下したという。栃木県にある日光東照宮でも石垣などが破損した。^[5]

断層

この地震は、東京都と埼玉県にまたがる箱根ヶ崎断層という活断層が動いたことによって発生した可能性が指摘されている^[6]。

関連項目

• 南関東直下地震
• 歴史地震
• 慶安川崎地震

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ “https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/higaisoutei/documents/607072.pdf”. 2019年7月29日閲覧。
2. ^ “https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/higaisoutei/documents/607072.pdf”. 2019年7月29日閲覧。
3. ^ “http://escience.html.xdomain.jp/saitama/daichi/earthquake.pdf”. 平成31-07-30閲覧。
4. ^ “https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/higaisoutei/documents/607072.pdf”. 2019年7月29日閲覧。
5. ^ “https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/higaisoutei/documents/607072.pdf”. 2019年7月29日閲覧。
6. ^ “https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/higaisoutei/documents/607072.pdf”. 2019年7月29日閲覧。