この記事は(検証可能)な(参考文献や出典)が全く示されていないか、不十分です。(2015年1月) |
心月無想柳流(しんげつむそうやなぎりゅう)は日本武術の流派の一つ。肥前国伊万里出身の(岩永源之亟)が宝暦三年に開いたとされる。柔術・剣術・棒術・(小薙刀術)などからなる。
歴史
流祖・(岩永源之亟)正光は、肥前国伊万里の郷土で、父・仁左衛門義景に従い、柳生流剣術及び柔術を修行し、その後、鍋島藩の古賀重太夫より楊心流柔術を学んだ。さらに諸国武者修行の折、播州赤穂の住人・大国鬼平重信に(高木流柔術)及び九鬼神流棒術の免許皆伝を受けたとされる。その後、父・仁左衛門病死のため帰郷した源之亟は、宝暦三年、心月無想柳流を創始する。
その後、同流は佐賀県を中心に伝わったが、現在では十二代宗家の(岩永源三郎)が兵庫県尼崎市の修道館道場において指導を行っている。また、岩永源一光教の門人の川村八朗が兵庫県西宮市で活動している。
技法
- 柔術
- 初伝之形 五十二手
- 體術之形 十五手
- 調之形 四十五手
- 無刀捕之形 二十五手
- 大小捌
- 剣術
- 小薙刀
- 九鬼神流棒術
系譜
- 岩永源之丞正光
- 岩永源次郎光治
- 岩永兵部光興
- 岩永與左衛門正近
- 松尾彦四郎正次
- 岩永惣左衛門能正
- 岩永源介光義
- 多久島笹一則光
- 岩永源一光教
- 布谷功百畊
- 加納武彦錬岳
- 岩永源三郎正義(修道館)
- 加納武彦錬岳
- 川村八朗(甲武館)
- 布谷功百畊