徳野 英治（とくの えいじ、1954年〈昭和29年〉 - ）は、韓国または日本出身の宗教家。世界平和統一家庭連合の日本統一教会第11代・13代会長、平和大使協議会会長[3]、一般財団法人国際ハイウェイ財団会長を歴任した。
経歴
1971年、世界基督教統一神霊協会（統一教会、現世界平和統一家庭連合）入会[2]。富山大学経済学部卒業[2]。
1998年4月18日、日本純潔同盟（PLA-Japan）が設立[4]。徳野は同団体の会長に就任した[5][6]。
2001年、統一神学大学院（統一神学校）に留学、宗教教育学の修士号を取得[2]。
2005年から西アフリカやアフリカ大陸の責任者を歴任。[2]
2008年5月16日に日本統一教会第11代会長に就任[7][2]。
2009年1月8日に一般財団法人国際ハイウェイ財団会長に就任[8][9][10]。
同年6月11日、有限会社新世の社長・幹部・販売員5人の計7人が、特定商取引法違反の疑いで逮捕された（新世事件）[11]。信者が逮捕されたことを受け、7月13日、日本統一教会会長を引責辞任[12]。その後はロシアや中国などの責任者を歴任する[2]が、後任の梶栗玄太郎会長の死去に伴い2012年12月27日に日本統一教会会長に復帰（第13代）した[2]。
2014年4月1日、神奈川県川崎市宮前区にある統一教会の宮崎台研修センターにおいて、真の家庭運動推進協議会の関連組織の「真の家庭国民運動推進全国会議」の結成式が開催され[13]、徳野は同全国会議の会長に就任した[14]。
著作
- 『神に帰れ!そこにこそ希望がある!―説教集』光言社、2009年8月
- 『平和の世紀へ―家庭再建・宗教和合への挑戦』賢仁舎、2013年12月
脚注
- ^ a b “徳野, 英治, 1954-”. 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス. 国立国会図書館 (2014年8月26日). 2022年8月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “日本統一教会第13代会長に徳野英治氏が就任”. 家庭連合 NEWS ARCHIVES. 世界平和統一家庭連合 (2012年12月29日). 2022年8月13日閲覧。
- ^ a b “”. 平和大使協議会 (2014年1月29日). 2014年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月7日閲覧。
- ^ “真の父母様と統一運動の歴史 1990-1999”. 光言社. 2022年10月12日閲覧。
- ^ “Pure Loveコンサート 〜コンサートを通して広がるPLAの輪〜”. PLA Japan. 2022年10月12日閲覧。
- ^ “国際教育シンポジウム”. PLA Japan. 2022年10月12日閲覧。
- ^ “真の父母様と統一運動の歴史 2006-2012”. 光言社. 2022年10月12日閲覧。
- ^ “沿革”. 日韓トンネルプロジェクトを推進する国際ハイウェイ財団. 2022年10月7日閲覧。
- ^ “国際ハイウェイプロジェクト 日韓トンネル構想”. 日韓トンネルプロジェクトを推進する国際ハイウェイ財団 (2014年). 2022年10月7日閲覧。
- ^ “国際ハイウェイ第一号巻頭言”. 日韓トンネルプロジェクトを推進する国際ハイウェイ財団. 2022年10月7日閲覧。
- ^ “統一協会関連企業「新世」、社長を含む7人を逮捕”. クリスチャントゥデイ. 株式会社クリスチャントゥデイ (2009年6月11日). 2020年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月22日閲覧。
- ^ “梶栗玄太郎・日本統一教会会長が聖和”. 世界平和統一家庭連合 (2012年12月26日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ “「真の家庭国民運動推進全国会議 結成式」を開催”. 世界平和統一家庭連合 (2014年4月2日). 2022年10月5日閲覧。
- ^ “全国に先駆け福井県で「真の家庭国民運動推進大会」開催”. 世界平和統一家庭連合 (2014年7月2日). 2022年10月5日閲覧。
- ^ “第14代会長に田中富広氏が就任”. ニュース. 世界平和統一家庭連合 (2020年11月6日). 2022年8月13日閲覧。
| 先代 大塚克己 | 世界基督教統一神霊協会会長 第11代：2008年5月 - 2009年7月 | 次代 梶栗玄太郎 |
| 先代 梶栗玄太郎 | 世界基督教統一神霊協会会長/世界平和統一家庭連合会長 第13代：2012年12月 - 2020年10月 | 次代 田中富広 |