御成町(おなりまち)は神奈川県鎌倉市鎌倉地域にある大字。丁番を持たない単独町名であり、住居表示実施済み区域[5]。郵便番号は248-0012[3]。鎌倉駅西側の一帯を指す。佐助川が西から東へ流れ、今小路が南北に通る。鎌倉駅西口を出てすぐの南側には御成通りが、今小路と並行するように通っている。
御成町 | |
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鎌倉市役所 | |
御成町 御成町の位置 | |
北緯35度19分2.42秒 東経139度32分57.33秒 / 北緯35.3173389度 東経139.5492583度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川県 |
市町村 | 鎌倉市 |
地域 | 鎌倉地域 |
面積 | |
• 合計 | 0.23 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,101人 |
• 密度 | 4,800人/km2 |
等時帯 | (日本標準時) |
郵便番号 | 248-0012[3] |
市外局番 | 0467 ((藤沢MA))[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
駅の西方には鎌倉市役所、その南に鎌倉市立御成小学校、市立中央図書館がある。駅周辺は商業地区、今小路の西側は閑静な住宅街となっている。
歴史・由来
古くは大町字蔵屋敷に含まれていた。現在の地名の由来は市役所、商工会議所、御成小学校、市立中央図書館の一帯が鎌倉御用邸だったことによる。明治32年(1899年)4月25日に地鎮祭がなされ、東京の麻布第二御料地にあった御用邸が9月に移築された。富美宮允子内親王、泰宮聡子内親王が避暑や避寒によく利用していたという。関東大震災で御用邸が倒壊した後は再建されなかった。当時唯一の町立小学校であった鎌倉小学校(現鎌倉市立第一小学校)が児童増のため、御用邸の払い下げを受けて御成小学校が建てられた。
1984年の御成小学校改築に伴う発掘調査で、8世紀前半から10世紀初頭にかけての大型建物跡や木簡が発見されている。この遺跡は鎌倉郡の郡衙跡と推定されている。(今小路西遺跡の項目を参照)
世帯数と人口
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6][7]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
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全域 | 鎌倉市立御成小学校 | (鎌倉市立御成中学校) |
著名な住民
- 横山隆一 現在、邸宅跡がスターバックスコーヒー鎌倉御成町店となっている。
関連項目
参考文献
- 三浦勝男編 『鎌倉の地名由来辞典』 東京堂出版 2005
脚注
- ^ “平成28年(2016年)版鎌倉の統計”. 鎌倉市. 2018年2月22日閲覧。
- ^ a b “鎌倉の人口と世帯数(地域・町丁・字別)”. 鎌倉市 (2018年1月26日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月22日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月22日閲覧。
- ^ “鎌倉市の町名称及び住居表示の実施状況”. 鎌倉市 (2017年2月7日). 2018年2月22日閲覧。
- ^ “鎌倉市の市立小学校通学区域”. 鎌倉市. 2017年7月6日閲覧。
- ^ “鎌倉市の市立中学校通学区域”. 鎌倉市. 2017年7月6日閲覧。