地理
名古屋市昭和区南東部に位置する。東は天白区八事山、西は隼人町・南山町、南は天白区音聞山・八事石坂・八事天道・瑞穂区弥富町、北は滝川町・八事本町に接する。
現存する町域は、概ね国道153号南側や地下鉄八事駅周辺にある字石坂・北石坂などの区域である。
字一覧
- 小坂(コサカ)
- 村北(ムラキタ)
- 池下(イケシタ)
- 村西(ムラニシ)
- 櫻山(サクラヤマ)
- 下丸屋(シモマルヤ)
- 下構(シモカマヘ)
- 藤成(フジナリ)
- 石佛(イシホトケ)
- 古観音(フルカンヲン)
- 鞍骨(クラホネ)
- 荒田(アラタ)
- 石川(イシカハ)
- 戸田口(ドダクチ)
- 石戸(イシコ)
- 新林(シンバヤシ)
- 掛下(カケシタ)
- 上山(カミヤマ)
- 五軒家(ゴケンヤ)
- 刺身(ソリミ)
- 南山(ミナミヤマ)
- 石坂(イシザカ)
- 池田(イケダ)
- 杁中(イリナカ)
- 駒方(コマガタ)
- 瀬木(セギ)
- 田畑(タハタ)
- 長池(ナガイケ)
- 藤六山(トウロクヤマ)
- 杜若(カキツバタ)
- 清須山(キヨスヤマ)
- 新町(シンマチ)
- 若宮前(ワカミヤマヘ)
- 南分(ミナミハケ)
- 三反畑(サンタンバタ)
- 塩付(シヲツケ)
- 前田(マヘタ)
- 前畑(マヘバタ)
- 三反田(サンダンタ)
- 萱場(カヤバ)
- 深田(フカダ)
- 石流(イシナガレ)
- 檜木山(ヒノキヤマ)
- 界松(サカイマツ)
- 山花(ヤマハナ)
- 溝後(ミゾノゴウ)
- 針原(ハリハラ)
- 長田(チョウダ)
- 田子代(タゴシロ)
- 大藪(ヲヲヤブ)
- 川名(カハナ)
- 宮裏(ミヤウラ)
- 北西野(キタニシノ)
- 稲留(イナドメ)
- 安田(ヤスダ)
- 大久手(ヲヲクテ)
- 畑田(ハタダ)
- 川原(カハラ)
- 折戸(ヲリド)
- 御幸川(ミユキガハ)
- 大島(ヲヲシマ)
- 中田(ナカダ)
- 裏田面(ウラドウモ)
- 白洲(シラス)
- 茨原(イバラハラ)
- 北畑(キタバタ)
- 伊勝(イカツ)
- 西畑(ニシバタ)
- 山下山(サンゲヤマ)
- 永田(ナガタ)
- 川向(カワムカヘ)
- 前田面(マエダウモ)
- 川名山(カハナヤマ)
- 向山(ムカヘヤマ)
- 中山(ナカヤマ)
- 北石坂(キタイシザカ)
- 北山(キタヤマ)
- 志賀山(シガヤマ)
- 半右エ門山(ハンネヤマ)
- 天神山(テンジンヤマ)
- 八田山(ハッタヤマ)
- 仁座山(ニザヤマ)
- 山ノ田(ヤマノタ)
歴史
町名の由来
飯田街道が、村の中央を通っており、これが当時としては広い通りであったことに由来するという[2]。
沿革
- 1876年(明治9年) - 愛知郡広路村として成立する[3]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 愛知郡広路村となる[3]。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 合併に伴い、愛知郡御器所村大字広路となる[3]。
- 1921年(大正10年)8月22日 - 合併に伴い、名古屋市中区広路町となる[3]。
- 1927年(昭和2年)
- 1928年(昭和3年)3月15日 - 愛知郡天白村大字八事および南区弥富町の各一部を編入する[3]。
- 1931年(昭和6年)
- 1933年(昭和8年)
- 1934年(昭和9年)
- 1936年(昭和11年)7月15日 - 中区広路町の一部が東区広路町となる[3]。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 中区広路町が昭和区成立に伴い、同区広路町となる[3]。また、東区広路町が千種区広路町となる[3]。
- 1938年(昭和13年)12月1日 - 千種区広路町の一部が城木町・南明町・日岡町・大島町に編入される[15]。また、昭和区広路町の一部が西畑町・山花町・花見通・駒方町・檀渓通・川原通・萩原町・元宮町・折戸町・安田通・川名町・川名本町・広路通・広路本町・南分町・長戸町・塩付通・石仏町に編入される[16]。
- 1940年(昭和15年)10月10日 - 千種区広路町に昭和区広路町の一部が編入される[3]。
- 1941年(昭和16年)12月24日 - 昭和区広路町の一部が石仏町に編入される[3]。
- 1942年(昭和17年)11月27日 - 千種区広路町の一部が大島町・田代本通・川崎町・幸川町に編入される[17]。また、昭和区広路町の一部が山中町・向山町・前山町・伊勝町・福原町・神村町・田面町・山花町・花見通・川原通に編入される[18]。
- 1943年(昭和18年)2月15日 - 昭和区広路町の一部が伊勝町に編入される[7]。
- 1945年(昭和20年)9月20日 - 千種区広路町の全域が城木町・南明町・日岡町・大島町・幸川町に編入され消滅[15]。また、昭和区広路町の一部が福原町・神村町・田面町・元宮町に編入される[18]。
- 1950年(昭和25年)7月15日 - 昭和区広路町の一部が花見通・川原通・元宮町・折戸町・安田通・川名町・川名本町・広路通・広路本町・南分町・塩付通・石仏町に編入される[16]。
- 1956年(昭和31年)8月1日 - 昭和区広路町の一部が塩付通・陶生町に編入される[3]。
世帯数と人口
2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 11]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
字 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
石坂 | 名古屋市立八事小学校 名古屋市立滝川小学校 | 名古屋市立駒方中学校 名古屋市立川名中学校 | (尾張学区) |
梅園 | 名古屋市立八事小学校 | 名古屋市立駒方中学校 | |
北石坂 | 名古屋市立滝川小学校 | 名古屋市立川名中学校 | |
松風園 | 名古屋市立八事小学校 | 名古屋市立駒方中学校 | |
隼人 | |||
雲雀ヶ岡 | |||
南山 |
施設
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
イオン八事店
八勝館
交通
鉄道
道路
その他
日本郵便
脚注
WEB
- ^ “愛知県名古屋市昭和区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年10月7日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “昭和区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年10月7日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2005年7月1日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成12年国勢調査) 昭和区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2007年6月29日). “平成17年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 昭和区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2012年6月29日). “平成22年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 昭和区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2017年7月7日). “平成27年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)
文献
- ^ 愛知県教育会 1932, p. 247.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 363.
- ^ a b c d e f g h i j k l 名古屋市計画局 1992, p. 796.
- ^ 名古屋市会事務局 1964, p. 92.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 807.
- ^ 名古屋市計画局 1992, pp. 793–795.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 794.
- ^ 名古屋市計画局 1992, pp. 795–798.
- ^ 名古屋市計画局 1992, pp. 796–978.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 735.
- ^ 名古屋市計画局 1992, pp. 793–794.
- ^ 「名古屋市告示第百九十號」『名古屋市公報』第332号、名古屋市役所、2028-2056頁、1934年9月17日。
- ^ 「名古屋市告示第二百六號」『名古屋市公報』第334号、名古屋市役所、2091–2092頁、1934年10月1日。
- ^ 「告示第八百三號」『愛知県公報』第1121号、愛知県、1179頁、1934年10月30日。
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, pp. 733–734.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, pp. 794–796.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 734.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, pp. 794–795.
参考文献
関連項目
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、広路町 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。