平成14年台風第5号(へいせい14ねんたいふうだい5ごう、アジア名:Rammasun)は、2002年6月に発生し、日本に接近した後に朝鮮半島に上陸した台風である[1]。
概要
2002年6月29日にヤップ島付近で台風5号が発生し、アジア名「ラマスーン(Rammasun)[2]」と命名された。命名国はタイで、「雷神」を意味する[3]。また、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はフィリピン名「フロリタ(Florita)」と命名した。台風は、7月3日には沖縄の南の海上で大型で非常に強い勢力となり、沖縄県の宮古島を通過後、大型で非常に強い勢力を維持したまま東シナ海を北上。6日の朝には朝鮮半島の西岸に上陸し、同半島の東の海上で温帯低気圧に変わった[4]。
被害
日本
この台風により、日本では負傷者5人 (重傷1人・軽傷4人) の人的被害と、半壊1棟・床上浸水1棟の住家被害が生じた[4][5]。この台風による災害(7月3日から7月6日までの間の豪雨及び暴風雨による災害)は、後に局地激甚災害に指定された。
日本以外
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