歴史
奈良時代、聖武天皇の御願所として、行基によって開山されたといわれている。境内からは古墳時代の土師器が出土しており、古くから人が住んでいたことが推測できる[1]。
平安時代、当地一帯は藤原宗家の荘園「稲毛荘」であった。1171年(承安元年)の「稲毛荘検注目録」に記載されている「新御願寺」は当寺のことといわれている[1]。
1968年(昭和43年)の解体修理の際に、襖絵として漫画家による漫画が奉納されたことから「マンガ寺」の別名もある[2][1]。
当寺周辺は自然が多く残されているということで県の天然記念物に、また歴史的遺産が残っていることで市の重要史跡に指定されている[2]。
文化財
交通アクセス
- 武蔵中原駅より徒歩12分。
脚注
参考文献
- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年