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概要
前身は1992年に「常口」と「南海道ホーム」を統合して設立され、その後「常口釧路」を統合し現在に至る。
北海道を中心としたアパート・マンション・一戸建・テナントの賃貸仲介と不動産運用・管理、不動産売買、および住まいに関する付加サービスを提供する不動産総合企業である。
企業理念
経営理念
『暮らしと住まいを通して地域社会に貢献し、顧客に愛される会社を目指します』
グループ会社
- 常口アトム青森
- 常口アトム盛岡
- 常口アトム仙台
- サブリース株式会社（仙台）を完全子会社化して社名変更。なお、サブリースは札幌にも現地法人を展開しており、これも常口アトムが買収した
- ミッド北海道
- ジェイクレディ株式会社
沿革
- 1992年2月 「株式会社常口アトム」を設立、「株式会社常口」及び「株式会社南海道ホーム」の業務の一部を引き継ぎ21店舗体制にて営業を開始
- 2002年5月 千歳店開設
- 2002年7月 不動産管理部を札幌市内5地区に開設
- 2002年11月 恵庭店開設
- 2002年12月 小樽店開設
- 2003年4月 株式会社常口ハウザーと合併し51店舗体制にて営業開始
- 2003年11月 苫小牧店開設（現：苫小牧支店）
- 2003年12月 商業施設北営業所開設（現：札幌北24条支店）
- 2004年2月 商業施設札幌白石営業所開設
- 2004年4月 商業施設札幌豊平営業所開設
- 2004年8月 江別店開設、帯広店開設（現：帯広支店）
- 2004年10月 FC事業推進部開設
- 2004年12月 FC東室蘭店開設、商業施設札幌西営業所開設
- 2005年1月 不動産総合サイト「jogjog.com」をリリース
- 2005年1月 北見店開設、法人営業部札幌駅前店開設
- 2005年8月 FC登別室蘭店開設、岩見沢店開設
- 2005年10月 FC日専連網走店開設
- 2008年4月 株式会社常口アトム仙台設立
- 2008年4月 株式会社ヒズコーポレション設立
- 2008年6月 青森駅前店開設
- 2009年4月 株式会社常口アトム東京設立
- 2009年9月 盛岡駅前店開設
- 2009年10月 株式会社常口コミュニケーションズ設立
- 2010年1月 株式会社常口住宅販売の不動産売買仲介事業を継承
- 2011年6月 本社移転（札幌市白石区から札幌市中央区北2条西3丁目へ移転）
- 2011年11月 北3条オフィス開設
- 2013年10月 人事考課制度を導入
- 2015年4月 福利厚生の拡充策として団体定期保険加入
- 2016年4月 給与制度の抜本的改正（ノルマ制の廃止）
- 2016年9月 株式会社常口アトム東京、株式会社ヒズコーポレーション及び株式会社常口コミュニケーションズを吸収合併
- 2016年10月 苫小牧支店開設
- 2016年11月 札幌白石支店開設、旭川支店開設、帯広支店開設、函館支店開設（現：函館五稜郭店）
- 2017年3月 札幌北店開設（現：札幌北24条支店）
- 2017年3月 下川町と包括連携協定を締結
- 2017年4月 福利厚生の拡充策として退職金制度・永年勤続表彰制度・登録型再雇用制度を導入
- 2017年6月 札幌元町支店開設、札幌南平岸支店開設
- 2017年7月 札幌琴似支店開設
- 2017年8月 札幌大通支店開設
- 2017年12月 北見支店開設
- 2017年12月 千歳支店開設
- 2019年4月 不動産総合サイト「jogjog.com」をリニューアル
- 2019年8月 ジェイクレディ株式会社設立
- 2019年10月 営業店舗の定休日制度導入（毎週水曜日）
- 2019年11月 JOGパーク北2西28オープン（コインパーキング事業開始）
- 2020年4月 物件検索アプリ「jogjog」リリース
- 2020年6月 非対面営業「StayHome賃貸」開始
- 2020年6月 ノー残業デー（毎週火・木）の導入（1月～3月除く）
- 2020年8月 厚別区厚別中央3条3丁目のビルを取得し「新さっぽろ支店」開設
- 2020年8月 新札幌駅前店を「新さっぽろ支店 新札幌駅前サテライト店」に名称変更
- 2020年9月 当社初となる不動産建築による「函館支店」開設
- 2020年10月 釧路支店開設
- 2021年4月 北海道ガス株式会社と株式会社北海道銀行との「業務提携」締結
- 2021年4月 福利厚生の拡充策として育児短時間勤務制度を一部改訂
- 2021年6月 自社所有「三井アパート」の大規模リニューアルを行い、「JOG RESTA北広島」に物件名称変更
- 2021年10月 札幌北24条支店開設
- 2021年12月 JOG30周年感謝祭キャンペーン第1弾の開催
- 2021年12月 物件検索アプリ「jogjog」10,000ダウンロード突破
- 2022年4月 自社ビル「JOG BLD」（北1条西18丁目）を取得
- 2022年5月 社内トレーニー公募制度の導入
- 2022年6月 JOG30周年感謝祭キャンペーン第2弾の開催
- 2022年7月 組織改編 女性活躍・CSR推進室設置
- 2022年10月 新中期経営計画「CS2027」策定
- 2022年10月 新人事制度制定
イメージキャラクター
- 錦鯉（2022年秋より）
- 過去のキャラクター
CMソング
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不祥事
1度目の婦女暴行事件
2009年10月5日に同社社員 稲見功之介が女性入居者の居室にオートロックの暗証番号を入力して職務上取り扱いできる合鍵で侵入し女性に乱暴を働いた。また2010年4月にも別の女性の居室に合鍵で侵入して乱暴を働いた。この社員は2010年4月26日に4月の事件に対するわいせつと住居侵入罪容疑で逮捕され、翌日懲戒解雇となった。その後、同年5月20日に前年10月の事件について強姦罪と住居侵入で再逮捕された。常口アトムは、「入居者の信頼を裏切り、大変申し訳ない。鍵の管理体制を強化し、再発防止に努めたい」と謝罪した。
同年7月30日に、札幌地方裁判所で、初公判と論告求刑が行われ、被告人は起訴事実を認め、検察側より懲役6年の求刑がなされ、同年8月19日に求刑通り、懲役6年の判決が下された[6][7]。園原敏彦裁判長は、判決理由で、「仕事上教えられていたオートロックの暗証番号を使い解錠したりとか、合鍵を作ったりするなど、仕事上の立場を悪用した犯罪である。被害者の恐怖や心の傷は容易に消えない」と断罪している。2010年9月13日でこの事件と下記の暴行事件に対する同社社長の謝罪文が掲載された[8][9]。
また、この社員の逮捕から1ヵ月後の5月27日からコンプライアンス委員会鍵分科会が発足し、鍵管理を強化した[10]。
上記の婦女暴行がらみの詐欺未遂事件
北海道警察白石署の巡査が、常口アトムの社長に、この強姦事件を材料として、探偵を騙り300万円を脅し取ろうとしたとして、2010年7月6日に逮捕された[11]。その後同年9月20日、同巡査に対して懲役1年6ヶ月の判決が札幌地方裁判所より言い渡された[12][13][14]。
2度目の婦女暴行事件
2010年8月23日に、常口アトムの別の社員が、女性への性的暴行目的で襲ったとして逮捕した。この社員は同日午前4時半頃に札幌市中央区の路上にて、帰宅途中だった女性をワゴン車ではね、脳機能不全に陥らせた後に、その数分後には別の女性を殴るなどの暴行を加え、顔や足などに軽傷を負わせた。最初の女性はその後、2010年9月4日に死亡した。[9][15][16]。
またこの社員は犯行前にアルコールを摂取し、その後から犯行に及んでおり、殺意はなかったと主張している[16][15]。
また札幌地検はこの事件に対し刑事責任能力を確認する為、鑑定留置を札幌簡裁に請求した、10月30日に認められ、期間は10月1日から12月20日までに判断した結果。[17][18]。
12月22日に札幌地検はこの元社員を殺人と強姦致死の罪で起訴し、事件前に酒を飲んでおり、地検は責任能力の有無を判断する為の精神鑑定を実施して、刑事責任を問えると判断した。[19]。 [20]。
この社員は2010年8月24日に懲戒解雇され、その翌日の同社はHP上で24時間テレビのチャリティーイベントの中止を発表し[8][21][22]、それと併せて、8月29日に札幌元町店にて山本梓と共にチャリティーイベントも予定していたが、併せて中止となり、29日は、札幌元町店は休業状態となった。
また、この事件で江別の別の不動産業者がこの社員の同姓の名前だったことで風評被害を被り、業者ホームページ上で事実無根とアナウンスされ、[23][24]、2011年1月13日江別署は虚偽中傷した静岡県富士市に住む男を信用毀損の疑いで書類送検した。同署によると、ネット上の書き込みに対して信用毀損容疑で摘発するのは道内初の事である。[25][26]
備考
脚注
- ^ 居住系賃貸仲介件数31,495件（2023年1月2日全国賃貸住宅新聞社「賃貸仲介件数ランキング」調べ）
- ^ 賃貸管理戸数56,427戸（2022年8月15全国賃貸住宅新聞社「管理戸数ランキング」調べ）
- ^ 札幌の賃貸探しならjogjog.com内「CM紹介」
- ^ CM紹介、閲覧：2011年1月12日
- ^ theDrownerz公式サイト、閲覧：2011年1月12日
- ^ . どうしんウェブ (北海道新聞社). (2010年8月19日). オリジナルの2010年8月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ . asahi.com (朝日新聞社). (2010年8月20日). オリジナルの2010年8月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “お詫び”. 常口アトム (2010年9月13日). 2010年10月12日閲覧。
- ^ a b 財界さっぽろ 10月号 P42
- ^ “鍵分科会発足と活動内容”. 常口アトム (2010年10月28日). 2010年10月31日閲覧。
- ^ . MSN産経ニュース (産経デジタル). (2010年7月6日). オリジナルの2010年9月2日時点におけるアーカイブ。 2010年10月12日閲覧。
- ^ “元巡査に実刑 強姦口止め料名目の恐喝未遂事件 懲役1年6カ月 札幌地裁”. どうしんウェブ (北海道新聞社). (2010年9月21日) 2010年10月12日閲覧。[]
- ^ “道警元巡査、実刑判決「信頼失墜」1年6月 常口アトム恐喝未遂 札幌地裁”. 毎日jp (毎日新聞社). (2010年9月22日) 2010年10月12日閲覧。[]
- ^ . MSN産経ニュース (産経デジタル). (2010年9月22日). オリジナルの2010年9月24日時点におけるアーカイブ。 2010年11月8日閲覧。
- ^ a b 朝日新聞 2010年8月25日 23面
- ^ a b . YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2010年9月13日). オリジナルの2010年9月14日時点におけるアーカイブ。 2010年12月3日閲覧。
- ^ . どうしんウェブ (北海道新聞社). (2010年10月1日). オリジナルの2010年10月3日時点におけるアーカイブ。 2010年10月20日閲覧。
- ^ “容疑者の鑑定留置請求へ”. 毎日jp (毎日新聞社). (2010年10月1日) 2010年11月14日閲覧。[]
- ^ . 毎日jp (毎日新聞社). (2010年12月22日). オリジナルの2010年12月23日時点におけるアーカイブ。 2010年12月25日閲覧。
- ^ . スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2010年12月22日). オリジナルの2010年12月24日時点におけるアーカイブ。 2011年1月12日閲覧。
- ^ “「24時間テレビ」チャリティー募金への参加中止と「24時間テレビ」チャリティーイベント中止のお知らせ”. 常口アトム (2010年8月25日). 2010年10月12日閲覧。
- ^ . MSN産経ニュース (産経デジタル). (2010年9月4日). オリジナルの2010年9月5日時点におけるアーカイブ。 2010年10月12日閲覧。
- ^ . どうしんウェブ (北海道新聞社). (2010年9月21日). オリジナルの2010年9月24日時点におけるアーカイブ。 2010年10月20日閲覧。
- ^ . MSN産経ニュース (産経デジタル). (2010年9月10日). オリジナルの2010年9月13日時点におけるアーカイブ。 2010年10月20日閲覧。
- ^ . どうしんウェブ (北海道新聞社). (2011年1月15日). オリジナルの2011年1月19日時点におけるアーカイブ。 2011年1月20日閲覧。
- ^ . どうしんウェブ (北海道新聞社). (2011年1月15日). オリジナルの2011年1月20日時点におけるアーカイブ。 2011年1月20日閲覧。
- ^ なお、元ネタで『会社を辞めました』と言っている部分は、夫婦喧嘩が原因で家を追い出された男性が『家を出されました』と嘆く設定になっている。
外部リンク
- 常口アトムコーポレートサイト