市川 貴之(いちかわ たかゆき、1981年1月19日 - )は、神奈川県出身のプロ野球審判員。袖番号は35。(独立リーグ)の審判員経験者としては、初めてNPB一軍戦で球審を務めた人物である。
来歴・人物
荏田高校、東海大学を卒業後、ジム・エバンス審判学校に所属[2]。(独立リーグ)・四国アイランドリーグで審判員を担当し、2007年からプロ野球のセントラル・リーグ審判員となった。
近年の審判員が球審を務める際、大半の審判員はスロートガード一体型のマスクを使用しているが、市川はスロートガード装着型のマスクを使用している。なお、2016年シーズン以降は、黄色パッドのスロートガード一体型マスクを使用している。また、見逃し三振の際は片脚を上げて、両腕でガッツポーズを取るような派手なアクションが特徴。
2010年8月1日の横浜対ヤクルト戦では4年目ながら初球審を務めた(独立リーグ経験の審判では初)。
2016年にはオールスター初出場を果たし、第2戦(7月16日、横浜スタジアム)で球審を務めた[3]。
2022年の日本シリーズに初出場を果たし、第3戦で球審を務めた。
審判出場記録
- 初出場:2010年4月24日、横浜ベイスターズ対東京ヤクルトスワローズ5回戦(横浜スタジアム)、二塁塁審。
- 出場試合数:809試合
- オールスター出場:1回(2016年)
- 日本シリーズ出場:1回(2022年)
(記録は2022年シーズン終了時)
表彰
- イースタン・リーグ優秀審判員:1回(2012年)
- 審判員奨励賞:1回(2022年)
脚注
外部リンク
- NPB審判員 市川貴之 - NPB.jp 日本野球機構