崔周煥

崔周煥（チェ・ジュファン、1988年2月28日^[1] - ）は、韓国の光州広域市出身のプロ野球選手（内野手）。右投左打。

崔周煥（チェ・ジュファン）

SSGランダース #53
基本情報
国籍	大韓民国
出身地	光州広域市
生年月日	(1988-02-28) 1988年2月28日（35歳）
身長 体重	178 cm 73 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	二塁手、三塁手、一塁手、指名打者
プロ入り	2006年 KBO・2次ドラフト位
初出場	KBO/ 2006年6月15日
年俸	6億5000万ウォン（2021年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
斗山ベアーズ (2006 - 2009) 尚武フェニックス (2010 - 2011) 斗山ベアーズ (2012 - 2020) SSGランダース (2021 - )
国際大会
代表チーム	大韓民国
五輪	2021年
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チェ・ジュファン
各種表記
ハングル：	최주환
漢字：	崔周煥
発音：	チェジュファン
日本語読み：	さい・しゅうかん
英語表記：	Choi Ju-Hwan
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経歴

斗山時代

2006年に斗山ベアーズから指名を受けて入団した。入隊前は主に金東柱のバックアップとなる三塁手で出場することが多かったが、2008年になると呉載元の不調および高永民の故障により二塁手としても出場した。

2010年に兵役のため尚武野球団と契約した。その後はフューチャーズリーグで活躍をし、2011年オフに除隊された。

除隊された直後の2012年には開幕エントリーに入ったが、4月7日の開幕戦となるネクセン・ヒーローズ戦で代打出場し凡退。翌日も凡打に打ち取られたため二軍降格となった。だが5日に復帰すると1番打者の李鍾旭が不振で登録抹消されたため、一時期は彼にかわる1番打者として出場した。

2014年のシーズン序盤は二塁手と三塁手でかわるがわる出場したが、李沅錫が負傷したため三塁手として活躍した。しかし不振に陥ると許敬民にレギュラーを奪われ、遊撃手や一塁手で出場することも増えた。

2015年4月18日のロッテ・ジャイアンツ戦では、李貞旼からサヨナラホームランを打ち、チームを勝利に導いた^[2]。

2019年は序盤こそ怪我に苦しんだが、復帰するとチャンスで安打や本塁打を打ち続け、特に満塁時の成績は6打数5安打という驚異的な成績を出した。

2020年オフにフリーエージェント(FA)権を行使した。

SK・SSG時代

2020年12月11日にSKワイバーンズ（2021年3月SSGランダースに改称)と4年総額最大42億ウォンで契約した^[3]。2021年7月28日から8月7日までの2020年東京オリンピック野球に韓国代表として出場した。

プレースタイル・人物

日本の柳田悠岐(福岡)、吉田正尚(大阪)を目標に掲げている^[4]。

中距離パワーヒッターでありコンパクトなスイングを持ち味とする。バットコントロールが上手で、落ちる球をアッパースイングでホームランにすることもできる。以前は練習から１００％の力でスイングしないと打撃感をつかめなかったが、現在は逆方向にも長打を打てるようになっている^[5]。

応援歌の原曲はロバート・パーマーの「Bad Case of Loving You」である^[6]。

戸籍上の生年月日は1988年2月28日となっているが、実際はその翌日の2月29日生まれである^[7]。

とても温厚で、2015年8月21日のLGツインズ戦では11回表に(林廷宇)から死球を受けたが、怒るどころか笑顔で一塁に向かう場面を見せた^[8]。試合は斗山が2-1で勝っている。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	チーム	打率	試合	打数	得点	安打	2塁打	3塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	四球	死球	三振	併殺	失策
2006	斗山	0.000	4	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	0
2007		0.000	3	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
2008		0.267	16	15	3	4	2	1	0	8	6	0	0	1	0	4	0	1
2009		0.000	9	10	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	2	0	1
2012		0.271	81	210	29	57	11	2	2	78	22	4	3	18	3	23	2	4
2013		0.297	47	91	12	27	5	1	2	40	10	1	0	8	0	9	3	1
2014		0.280	82	189	38	53	14	0	4	79	31	1	1	14	2	25	1	3
2015		0.282	100	238	34	67	16	2	5	102	32	0	3	25	3	34	6	8
2016		0.281	85	160	21	45	11	0	2	62	22	0	0	12	4	19	2	2
2017		0.301	129	399	65	120	16	6	7	169	57	3	2	38	9	58	10	7
2018		0.333	138	519	87	173	39	6	26	302	108	1	0	51	10	89	5	3
2019		0.277	87	285	27	79	13	0	4	104	47	0	0	28	1	35	10	3
2020		0.306	140	509	63	156	29	4	16	241	88	2	2	47	7	66	7	10
2021	SSG	0.256	116	406	50	104	16	0	18	174	67	2	1	53	9	64	7	11
通算	15シーズン	0.291	1037	3037	429	885	172	22	86	1359	490	14	12	295	49	450	53	54

背番号

• 67 （2006年 - 2008年）
• 3 （2009年）
• 9 （2011年途中 - 同年終了）
• 7 （2012年 - 2016年）
• 53 （2017年 - ）

代表歴

• 2005年AAAアジア野球選手権大会韓国代表
• 2010 IBAFインターコンチネンタルカップ 韓国代表
• 2011 IBAFワールドカップ 韓国代表
• 2020年東京オリンピックの野球競技・韓国代表

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ “Ju-hwan Choi Korean Leagues Statistics & History”. Baseball-Reference.com. https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=choi--000ju- 2020年10月17日閲覧。 
2. ^ “崔周煥がさよなら本塁打を打つ”. https://mnews.joins.com/article/17618953#home 
3. ^ https://www.skwyverns.com/Wyverns/media/news/detail?idx=19220
4. ^ https://news.yahoo.co.jp/byline/muroimasaya/20200618-00184003
5. ^ “崔周煥と後藤孝志コーチ”. https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201810280002-spnavi?p=2&from=other 
6. ^ “崔周煥の応援歌”. https://m.youtube.com/watch?v=_ZSeQRxRvqM 
7. ^ https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=109&aid=0004174550
8. ^ “崔周煥と林廷宇”. https://m.youtube.com/watch?v=DcS3EcT9E_w 

外部リンク

• 選手の各国通算成績 KBO、Baseball-Reference (Korea)