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島津 久宝(しまづ ひさたか、嘉永5年11月12日(1852年12月22日) - 明治20年(1887年)8月14日)は、幕末の薩摩藩士。加治木島津家第10代当主。
略歴
嘉永5年(1852年)11月12日、島津久長の子として生まれる。 安政4年(1857年)、父の死去により家督と加治木領を相続する。明治2年(1869年)の版籍奉還により、代々治めた加治木領を政府に返還して鹿児島の屋敷に移住した。
明治20年(1887年)8月14日没。家督は妻・健が同年10月4日に継承[1]。健は相良頼基の子の基直(島津久賢)を婿養子として家督を相続させ[1]、久賢は明治30年(1897年)に久宝の明治維新への功績により男爵に叙された[1]。
親族
脚注
参考文献
- 「加治木郷土史料」
- 霞会館華族家系大成編輯委員会編『平成新修旧華族家系大成』上巻、社団法人霞会館、1996年。