岸 信行(きし のぶゆき、1944年 - )は、日本の教育学者、倫理学者。東京都生まれ[1]。中央大学理工学部教授で、専門分野は教育学・教育哲学・倫理学。主な研究テーマはフリードリヒ・フレーベルの教育思想で、フレーベルに関する論文を多数発表。日本ペスタロッチー・フレーベル学会元副会長。
経歴
1969年、学習院大学文学部哲学科卒業。1971年、同大学院哲学専攻修士課程修了と同時に西ドイツへ渡る。テュービンゲン大学に3年半留学し、オットー・フリードリッヒ・ボルノウに師事。教育学、人間学を学んだ[1]。
略歴
なお、中央大学高等学校の校長に就任している間、理工学部教授も続けていた。
著書
- 看護を支える人間学 人間関係における「対話」と「共感」(1979年、(錦光出版))
- 発達の諸相と教育の課題〜一つの人間関係論〜(1997年、(めいけい出版))
- 心の教室 輝く時のなかで(1999年、めいけい出版)