おか ひでき(1966年2月[1] - )は、日本の映画監督、特撮監督、助監督。2017年4月以降は監督名を本名の岡秀樹[2] 名義に改めている。
経歴
大阪芸術大学映像計画学科(現 映像学科)出身[2]。1990年に伊丹市市制施行50周年記念映画である『ひとけたの夏』を監督[2]。1994年より助監督として活動。
『ゴジラvsスペースゴジラ』に参加したことがきっかけとなり、それ以降も一般作品と並行して多数の特撮作品に関わる。テレビシリーズ『ウルトラマンダイナ』、『ウルトラマンガイア』、『ウルトラマンコスモス』、映画『』、『ULTRAMAN』などに助監督として参加。『ゴジラVSデストロイア』『モスラ』ではデザインワークスに名を連ねている。特に『ゴジラVSデストロイア』では当時の川北組助監督としてストーリーコンペに参加し、『(ゴジラVSバルバロイ)』の企画名でストーリー構築に大きく関わった。テレビシリーズ『魔弾戦記リュウケンドー』で本格的に監督デビューし、『トミカヒーロー レスキューフォース』などを経て、OV作品『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』で初めてウルトラ作品の監督を務める。
中国資本の3Dホラー映画『(怨霊人偶)』の監督補、インドネシアの特撮ヒーロー番組『ガルーダの戦士ビマ』シリーズの脚本・監督など、日本国外でも活躍している。
商業作品での活動の傍ら、自主製作映画を作り続けており、自主映画団体「鉄ドン」に籍を置いている。
インディーズ作家、プロ監督、学生監督ら総勢28名が参加したオムニバス特撮怪獣コメディ『大怪獣チャランポラン祭り鉄ドン』では、企画・製作と総合演出を担当。
2017年から劇場先行上映が開始されたアニメ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』では、シリーズ構成の福井晴敏と連名表記で全話の脚本を担当。
ジャンルムービーでの活動が目立つが、「いたって普通の泣ける話を撮りたい」という趣旨の発言をしている。フェイバリットムービーは『幸福の黄色いハンカチ』。
監督作品
映画
テレビドラマ
- トミカヒーロー レスキューフォース
- トミカヒーロー レスキューファイアー
- 魔弾戦記リュウケンドー
- (ウルトラゼロファイト)(第1部)
- ガルーダの戦士ビマ (Bima Satria Garuda)※インドネシア製作の特撮ヒーロー番組
- ガルーダの戦士ビマX (Satria Garuda Bima-X)
Webドラマ
OV
- はぐれ記者〜こちら大阪社会部〜 なをろ秀樹 名義
- ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ助監督・その他
助監督・脚本・ほか
- 「手紙」:撮影・ナレーター
- 「ゴジラvsスペースゴジラ」:監督助手
- 「ゴジラvsデストロイア」:企画[4]
- 「」:助監督
- 「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」:助監督
- 「ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT」:助監督
- 「風音」:助監督
- 「ULTRAMAN」:助監督
- 「(もんしぇん)」:助監督
- 「(姑獲鳥の夏)」:助監督
- 「G」(自主映画):出演
- 「(酔いがさめたら、うちに帰ろう。)」:助監督
- 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」:脚本(岡秀樹名義)
- 「クライング フリー セックス」:出演[5]
- 「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」:脚本(岡秀樹名義)
テレビドラマ
- ウルトラマンダイナ 助監督
- ウルトラマンガイア 助監督
- ウルトラマンコスモス 助監督・出演
- ウルトラQ dark fantasy 助監督
- 霊魔の街 助監督
脚注
外部リンク
- おかひでき (@hidekiokahideki) - Twitter