山﨑 久道(やまざき ひさみち、1946年3月26日 - )は、東京都出身の日本の図書館情報学者(博士(情報科学)、乙種、東北大学、1999年)。元中央大学文学部教授、一般社団法人情報科学技術協会(INFOSTA)前会長[1]・(記録管理学会)元会長。専門は(社会情報学)、文献データベース、シソーラス、専門図書館、企業内情報流通、(インデクシング)[2]。
経歴
学歴
1946年に東京都に生まれる。1964年に成城学園高等学校を卒業、東京大学に進学。1969年に同大経済学部経済学科卒業。1999年に『文献情報の蓄積・検索に利用されるファセット分析に基づくシソーラスの開発に関する研究』で東北大学より博士(情報科学)、乙種[3]。
職歴
1970年に三井物産株式会社に入社、翌1971年に株式会社三菱総合研究所に転籍。データベース構築に従事し、社内資料室長を歴任。1997年に宮城大学事業構想学部教授、同大総合情報センター長に就任。2001年に中央大学文学部教授に転籍、2003年から2007年まで同大(情報研究教育センター)(のち情報環境整備センター)所長を兼任。2016年に同大定年退職。同大社会科学研究所研究員に。
受賞歴
- 1995年、第20回(情報科学技術協会賞)「研究発表賞」
学会歴
- 情報科学技術協会 - 理事(2009年)・会長(2017年-2022年)
- 記録管理学会 - 会長(2009年)
著書
- 『専門図書館経営論-情報と企業の視点から』(日外アソシエーツ、1999年、(ISBN 4816915664))
- 『情報貧国ニッポン-課題と提言』(日外アソシエーツ、2015年、(ISBN 9784816925405))
博士論文
- 『文献情報の蓄積・検索に利用されるファセット分析に基づくシソーラスの開発に関する研究』(博士(情報科学)、乙種、東北大学、1999年)
共著
- (黒沢正彦)ほか『マークをうまく使うには - 機械可読目録入門 -』((三洋出版貿易)、1985年)
- (田窪直規)ほか『資料組織概説』(新・図書館学シリーズ、(樹村房)、2011年)
- 田窪直規ほか『情報資源組織論』((現代図書館情報学シリーズ、樹村房、2016年)
- (原田智子)と『情報サービス論』(現代図書館情報学シリーズ)(樹村房、2019年)
論文
- CiNii>山﨑 久道
脚注
外部リンク
- 山崎久道 - Researchmap
- 山崎久道 - J-GLOBAL
- 情報科学技術協会>会長挨拶