居谷 匠真(いたに しょうま、2002年12月30日 - )は、和歌山県岩出市出身[2]のプロ野球選手(捕手・育成選手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
プロ入り前
(岩出市立山崎北小学校)から「山北フェニックス」で軟式野球を始め、岩出市立岩出中学校では「岩出ボーイズ」に所属する[2]。
高校は大分県別府市の明豊高等学校に進学。2年生春の第91回選抜高等学校野球大会において、チームは準決勝に進出するも出場機会を得られなかった[3]。2年生の秋の新チームから正捕手となる。秋季九州大会準々決勝、対沖縄尚学高等学校戦において、9回表二死満塁の状況から逆転の3点適時打となる三塁打を放つ活躍をみせる[4]。決勝戦では2安打1打点の活躍で、夏の選手権大分大会決勝で敗れた川瀬堅斗擁する大分商業高等学校に勝利し、第92回選抜高等学校野球大会の出場権を手にした[5]。明治神宮野球大会では準々決勝に進出する[6]。しかし3年生の春の第92回選抜高等学校野球大会はコロナ禍のなか中止となり、出場は叶わなかった。その救済措置として行われた3年生の夏の2020年甲子園高校野球交流試合に出場し、県立岐阜商業高等学校に4対2で勝利した[7]。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト6巡目指名され[8]、11月12日、支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で契約合意に達し[9]、12月10日に入団発表会見が行われた[10]。背番号は129。
ソフトバンク時代
2021年は主に三軍での出場となり、三軍戦40試合に出場して打率.191、0本塁打、7打点[11]、二軍(ウエスタン・リーグ)では3試合に出場し、2打数0安打という成績だった[12]。
選手としての特徴
- スイングスピードが速く長打力もあり、送球の制球も良い強肩強打の捕手[8]。
詳細情報
背番号
- 129(2021年 - )
登場曲
脚注
注釈
出典
- ^ “ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年2月20日閲覧。
- ^ a b “【ホークス育成新人File】城島氏の後輩捕手、育成6位居谷匠真”. Yahoo! JAPAN (2021年1月26日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ “第91回選抜高校野球大会 準決勝(2019年4月2日 阪神甲子園球場)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2019年4月2日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ “明豊土壇場でまた逆転 3点差の9回ひっくり返した”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2019年10月22日)2021年3月18日閲覧。
- ^ “秋季九州大会 決勝(2019年10月25日 みどりの森県営球場)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2019年10月25日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ “明治神宮野球大会 準々決勝(2019年11月17日 神宮球場)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2019年11月17日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ “2020年甲子園高校野球交流試合 交流試合(2020年8月11日 阪神甲子園球場)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2020年8月11日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ a b “ソフトバンク育成6位は明豊高・居谷匠真 今宮後輩、強肩強打の逸材捕手”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年10月26日)2021年3月18日閲覧。
- ^ “ソフトバンク育成6位明豊の捕手と入団合意”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年11月13日)2021年3月18日閲覧。
- ^ “2020/12/10(木) 選手 新入団会見レポ。1位井上選手は「背番号43」”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2020年12月10日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ - ウェイバックマシン(2021年12月4日アーカイブ分)
- ^ “2021年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2021年3月18日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 居谷匠真 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 129 居谷 匠真 選手名鑑2021 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- 居谷匠真 (@syouma1230) - Instagram