小美濃 清明（おみの きよはる、1943年4月6日 - 2022年5月5日[1]）は、日本の歴史研究家。坂本龍馬関連を取り上げ、刀剣関係などを執筆した。
来歴
昭和18年（1943年）4月6日、東京都の刀剣研師の家に生まれる。幼少の頃から、坂本龍馬ファンの父・喜平の影響下で、刀剣の知識を学ぶ。早稲田大学卒業後に家業を継いで、坂本龍馬研究家・宮地佐一郎が執筆した本の刀剣について指摘するが、お互いの自宅が近くだったため、師弟関係を結ぶ[2]。(日本刀剣保存協会)の評議員、幕末史研究会会長、(全国龍馬社中)副会長・常任相談役を務めた。
平成30年（2018年）9月29日、東京・品川区で斎行された明治維新150年・板垣退助薨去百回忌法要（愛国忌）に参列、直会の席で『板垣退助と幕末土佐藩』と題する講話を述べた[3]。
令和4年（2022年）5月5日逝去。享年80歳（満79歳没）。
同年7月30日、幕末史研究会の主催により、アルカディア市ヶ谷において『小美濃清明会長を偲ぶ会』が斎行された。
著書
- 『坂本龍馬と刀剣』小美濃清明著、新人物往来社、1995年11月
- 『龍馬の遺言』小美濃清明著、藤原書店、2015年11月
- 『宮地團四郎日記・土佐藩士が見た戊辰戦争』小美濃清明著、右文書院、2014年4月
- 『坂本龍馬大鑑』小美濃清明監修・執筆、KADOKAWA、2017年11月
共著・共編
参考文献
- 『龍馬と刀剣』
- 『龍馬の世界認識』