小築海島(こづくみじま 英語:Kozukumijima)は、三重県鳥羽市にある無人島(離島)である。答志島を北上したところにある。周辺は禁漁地区に指定されており、観光船以外は立ち寄ることが出来ない。島全体が伊勢志摩国立公園の特別地域、海域がその普通地域の指定を受けている[1]。
概要
古くから秘境の島と位置づけられており、神社らしき祠や石の祭壇が祭られている。毎年この島では祭りがあり、7月11日だけ地元の漁師が島に入れる。中には八幡神社と呼ばれる神社があり、供える食物を漁師が採るという。島の近くには洞窟があり、その洞窟は「9人ぼうら」と呼ばれている。名称は遭難者9人がこの洞窟で発見されたからである。
普段は禁漁区に指定されており、漁師も近づくことができない。最高点の標高は41 m。答志島との間には、無人島の大中山島と大築海島がある。
小築海島(1983年)
(国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成)
脚注
関連項目
外部リンク
- 地理院地図(国土電子Web)「小築海島」 国土地理院
- 小築海島調査報告書
- 小築海島