小森 謙一郎(こもり けんいちろう、1975年 - )は、日本の思想史学者、武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科准教授。専門は、ヨーロッパ思想史・哲学、ユダヤ思想史、社会思想史。
略歴
著書
単著
- 『デリダの政治経済学―労働・家族・世界』(2004年、御茶ノ水書房)
- 『アーレント 最後の言葉』(2017年、講談社)
共著
- 『脱構築のポリティクス』第3章「世界化時代のプロフェッション──アーレントの人間とデリダの大学」(2003年、御茶の水書房)
- 『差異化する正義』第3章「父権制の脱構築──エンゲルス、デリダ、コーネル」(2004年、御茶の水書房)
- 『ポスト近代の公共空間』第5章「公共空間と技術──新たな革命のキック・オフ」(2005年、御茶の水書房)
- 『グローバル化する市民社会』第7章「テクノロジーとムネモシュネ—機械的な記憶について」(2006年、御茶の水書房)
- 『フィクション論への誘い――文学・歴史・遊び・人間』第8章「フロイトの「歴史小説」──『モーセという男と一神教』草稿序文を読む」(2013年、世界思想社)
- 『人形の文化史――ヨーロッパの諸相から』第7章「マネキンとマリオネット──法という名の糸についての覚書き」(2016年、水声社)
外部リンク
- 武蔵大学研究者情報
- 小森謙一郎 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース