小林 茉里奈（こばやし まりな、 1996年〈平成8年〉2月24日 - ）は、福岡放送 (FBS) アナウンサー、女性アイドルグループ・AKB48の元メンバー。夫はJリーグ・水戸ホーリーホック所属の新里涼[3]。
略歴
2010年3月、AKB48の(第10期研究生オーディション)に合格し[4]、同年6月20日に(研究生「シアターの女神」)公演において、AKB48劇場公演デビュー[5]。
研究生であった2011年9月20日に開催された『AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会』では4位となり、自身初の選抜入りを果たす[6][7]。
2012年6月24日にさいたまスーパーアリーナで行われた「真夏のSounds good !」全国握手会において、伊豆田莉奈、小嶋菜月、藤田奈那、名取稚菜、森川彩香の5名とともに所属チームは未定ながら、正規メンバーへ昇格することが発表される[8]。同年8月24日の『AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜』初日公演において、チームAへの所属が発表され[9][10]、同年11月1日の(新チーム体制)移行により、チームAでの活動を開始[11]。
2014年2月24日にZepp DiverCityで開催された『AKB48グループ大組閣祭り〜時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!〜』において、チーム4への異動が発表され[12]、同年4月24日の(新チーム体制)移行によりチーム4へ異動。
2015年7月11日のチーム4 「(アイドルの夜明け)」公演において、学業に専念するためAKB48を卒業することを発表した[13]。8月5日に卒業公演が行われ[14]、8月9日の千葉・幕張メッセでの「僕たちは戦わない」個別握手会をもってAKB48メンバーとしての活動を終了した[15]。卒業公演のスピーチではアナウンサーになる夢を語った[16]。AKB48には中学3年生から大学2年生の夏まで、約5年半在籍した[17]。
大学2年のときにアナウンサーを目指して放送研究会に入り、アナウンススクールに通った[17]。立教大学現代心理学部を卒業し[18]、2018年4月に福岡放送に入社した[16][注 1]。 同期に澤田泰佑がいる。
入社後は研修を経て、2018年6月7日の『NNNストレイトニュース』枠の福岡ローカルニュースで初鳴き（アナウンサーデビュー）を迎えた[19]。また、8月16日放送の全国放送『ヒルナンデス!』の中継コーナーに登場し[20]、アドリブ力の高さが先輩アナウンサーやネット上から絶賛された[21][22]。
2018年10月からは初のレギュラー番組『めんたい×家族』にリポーターとして出演する[23]。
2020年9月25日をもって『めんたいワイド』から離れ、同月28日から『バリはやッ!ZIP!』のMCを務める。
2023年4月からめんたいワイドのナレーションを務める。
人物
出演
現在の担当番組
- 定時ニュース
過去の担当番組
- めんたいワイド[18]（2019年4月1日 - 2020年9月25日） - 中継・リポーター
- めんたい×家族（2018年10月12日 - 2020年9月26日） - リポーター[23]
- バリはやッ!ZIP!（2020年9月28日 - 2023年3月31日）- メインMC
AKB48での参加楽曲
シングルCD選抜楽曲
- 「桜の木になろう」に収録
- 黄金センター - 「チーム研究生」名義
- 「Everyday、カチューシャ」に収録
- アンチ - 「チーム研究生」名義
- 「風は吹いている」に収録
- 蕾たち - 「チーム4+研究生」名義
- 上からマリコ
- 「GIVE ME FIVE!」に収録
- ユングやフロイトの場合 - 「スペシャルガールズC」名義
- 「真夏のSounds good !」に収録
- 3つの涙 - 「スペシャルガールズ」名義
- 「ギンガムチェック」に収録
- あの日の風鈴 - 「ウェイティングガールズ」名義
- 「UZA」に収録
- 孤独な星空 - 「Team A」名義
- 「永遠プレッシャー」に収録
- 私たちのReason
- 「So long !」に収録
- Ruby - 「Team A」名義
- 「さよならクロール」に収録
- イキルコト - 「Team A」名義
- 「ハート・エレキ」に収録
- キスまでカウントダウン - 「Team A」名義
- 「前しか向かねえ」に収録
- 秘密のダイアリー - 「Baby Elephants」名義
- 「ラブラドール・レトリバー」に収録
- ハートの脱出ゲーム - 「Team 4」名義
- 「希望的リフレイン」に収録
- 目を開けたままのファーストキス - 「Team 4」名義
- Reborn - 「チームサプライズ」名義
アルバムCD選抜楽曲
- 『ここにいたこと』に収録
- High school days - 「チーム研究生」名義
- 『1830m』に収録
- 檸檬の年頃
- さくらんぼと孤独 - 「研究生」名義
- 青空よ 寂しくないか? - 「AKB48+SKE48+NMB48+HKT48」名義
- 『次の足跡』に収録
- 確信がもてるもの - 「Team A」名義
- 『ここがロドスだ、ここで跳べ!』に収録
- 涙は後回し - 「Team 4」名義
その他の参加楽曲
- シングルCD「初恋は実らない」（おじゃる丸シスターズ名義、2011年5月11日）に収録
劇場公演ユニット曲
(研究生「シアターの女神」公演)
- 嵐の夜には
(チーム4 1st Stage「僕の太陽」)
- 愛しさのdefense[25]
(研究生公演「RESET」)
- 制服レジスタンス
- 奇跡は間に合わない
- 逆転王子様
篠田チームA ウェイティング公演
- スカート、ひらり（チームA 1st Stage「PARTYが始まるよ」、岩田華怜、大島涼花のアンダー）
- 天使のしっぽ（チームB 3rd Stage「パジャマドライブ」、大島涼花のアンダー）
- 雨のピアニスト（チームS 2nd Stage「手をつなぎながら」、佐藤すみれのアンダー）
横山チームA ウェイティング公演
- キャンディー（チームB 5th Stage「シアターの女神」、兒玉遥、渡辺麻友のアンダー）
- 抱きしめられたら（チームK 5th Stage「逆上がり」、入山杏奈のアンダー）
(チーム4「アイドルの夜明け」公演)
- 天国野郎
脚注
注釈
出典
- ^ 小林茉里奈(FBS福岡放送アナウンサー) Instagram Profile
- ^ 小林 茉里奈アナウンサー FBS福岡放送
- ^ “新里涼 選手 入籍のお知らせ”. 水戸ホーリーホック公式サイト (2023年2月13日). 2023年2月13日閲覧。
- ^ 「AKB48出来事年表 2010年3月」週刊プレイボーイ編集部編『AKB48ヒストリー 研究生公式教本』集英社、2013年3月29日、184頁。(ISBN 978-4861919657)。
- ^ “小林茉里奈 Google+”. Google+ (2012年6月20日). 2016年4月14日閲覧。
- ^ 「AKB48 24thシングルじゃんけん選抜決定!&1位〜8位発表!」 - AKB48オフィシャルブログ（2011年9月20日）
- ^ “AKB48じゃんけん選抜、篠田麻里子が初センター獲得”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2011年9月20日) 2018年10月30日閲覧。
- ^ “AKB 研究生から6人が昇格 小林茉里奈「本当は悔しかった」”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2012年6月24日) 2018年10月30日閲覧。
- ^ “組閣後新体制”. AKB48オフィシャルブログ. CyberAgent (2012年8月24日). 2019年5月11日閲覧。
- ^ “海外移籍! キャプテン交代! AKB48、3年ぶり大規模組閣”. ナタリー (ナターシャ). (2012年8月24日) 2018年10月30日閲覧。
- ^ “AKB48新組閣発足は11月1日、ウェイティング公演も決定”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2012年10月8日) 2018年10月30日閲覧。
- ^ ““交換留学生”含むAKBグループ大組閣、メンバーに衝撃”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2014年2月25日) 2018年10月30日閲覧。
- ^ a b c “AKB小林茉里奈が卒業発表「もう十分かなって」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2015年7月11日) 2018年10月30日閲覧。
- ^ “AKB48入山杏奈、5年前のプリクラ公開 卒業の小林茉里奈とのキュートなツインテール姿”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2015年8月6日) 2018年10月30日閲覧。
- ^ “小林茉里奈と橋本耀の卒業について”. AKB48オフィシャルブログ. CyberAgent (2015年7月23日). 2018年10月30日閲覧。
- ^ a b “小林茉里奈さん、AKBから女子アナ転身…きょう福岡放送入社式「精一杯頑張りたい」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年4月1日) 2019年5月11日閲覧。
- ^ a b 小林茉里奈（インタビュアー：山本陽子）「新人女子アナは元アイドル! FBS福岡放送・小林茉里奈の福岡奮闘記【第1回】」『九州ウォーカー』、KADOKAWA、2018年7月30日。2018年10月30日閲覧。
- ^ a b 小林茉里奈 プロフィール.アナウンサー、福岡放送公式サイト
- ^ FBS新人アナ小林茉里奈・デビューに密着! FBS福岡放送公式チャンネル 2018年6月20日発信
- ^ a b 小林茉里奈（インタビュアー：山本陽子）「新人女子アナは元アイドル! FBS福岡放送・小林茉里奈の福岡奮闘記【第3回】」『九州ウォーカー』、KADOKAWA、2018年8月27日。2019年5月11日閲覧。
- ^ “元乃木坂46・斎藤ちはるがテレ朝に。話題になった「元アイドル女子アナ」5人”. bizSPA! フレッシュ. 扶桑社. (2019年4月16日) 2019年5月11日閲覧。
- ^ 小林茉里奈の出演情報 ORICON NEWS
- ^ a b 小林茉里奈（インタビュアー：山本陽子）「新人女子アナは元アイドル! FBS福岡放送・小林茉里奈の福岡奮闘記【第5回】」『九州ウォーカー』、KADOKAWA、2018年9月25日。2019年5月11日閲覧。
- ^ “お休みの財津アナの代打”. バリはやッ!ZIP!公式. Twitter (2018年11月19日). 2019年5月11日閲覧。
- ^ “AKB48チーム4公演ついに開幕「16の太陽を浴びて温まって」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2011年10月11日) 2018年10月31日閲覧。