小嶋 直也(こじま なおや、1971年1月25日[1] - )は、日本のバレエダンサーである。ヴァルナ国際バレエコンクールで、日本人男性初の第1位(金メダル)を受賞したことなどで知られている[2]。
経歴
長野県出身。上田市立第三中学校卒業[1]。11歳のとき、母・小嶋恵美子のもとでバレエを始める。橘バレヱ学校を経て1986年に牧阿佐美バレヱ団に入団し、さまざまな役を踊った。
1994年から1年間、日本人男性としては初めてアメリカン・バレエ・シアターと1年の出演契約を結んだ[2]。
1997年からは、新国立劇場バレエ団でも活躍し、開場記念公演『眠れる森の美女』、『梵鐘の聲』などに出演した。2009年からは、酒井はな、逸見智彦らと並んで新国立劇場バレエ団オノラブル・ダンサー(名誉ダンサー)の地位にある[3]。
また、彼は牧阿佐美バレヱ団でバレエ・マスターの地位につき、後進の指導にも当たっている。