来歴・人物
1928年に東京松竹楽劇部(後の松竹歌劇団)に入る。第1期生。同期には水の江瀧子、(小野小夜子)らがいる。娘役として活躍。1931年に松組と竹組の2組制となり、竹組筆頭となる。松組筆頭は水の江。1933年、労働条件改善を訴えて、水の江らとともに労働争議(桃色争議)を起こす。しかし、小倉自身は乗り気でなく、会社側の要求を受け入れた。このため、西条エリ子らとともに強硬派の水の江から組合を除名された。同年、(米沢正夫)監督の映画「白百合の花」に出演。1940年、後に西日本パイレーツ監督を務めるプロ野球選手の小島利男と結婚した。
2006年10月14日、肺炎のため92歳で死去。
主な出演映画
- 白百合の花(1933年)
- 空に飛ぶ狼(1933年)
主な著書
- 「小島利男と私―都の西北と松竹少女歌劇」