株式会社寺田楽器(てらだがっき、英: Terada Musical Instrument Co. Ltd.)は、愛知県海部郡蟹江町に工場を置く日本の楽器製造メーカー。主に様々なブランドのギターのOEM製造を行う会社[1]。寺田楽器製作所とも呼ばれている。
歴史
バイオリンなどを中心とした弦楽器を製造する酒井楽器で工場長を務めていた寺田彦蔵が1916年(大正5年)に独立し、寺田木工所を立ち上げた[2]。 1930年代から、安価な仕入先を模索していたイタリアの楽器卸売業者からクラシックギターの製造依頼がくるようになり、それ以降ギター製造のOEM中心へと切り替わっていった[3]。
自社ブランド
- 寺田彦蔵
- サム
- VG[4]
- Infie
- Rozeo
OEMブランド
- TSK
- Terry's Casual
共に、Terry's TerryとのOEM生産で、寺田楽器で製作され、T'sTで検品される。
生産拠点
- 蟹江工場
脚注・参考文献
- ^ 中部楽器技術専門学校 (2011年12月13日). “ギタークラフトコース工場見学レポート 株式会社寺田楽器蟹江工場” (pdf). 2014年9月22日閲覧。
- ^ ヤマキ楽器. “あとがきVOL.10”. 2014年9月24日閲覧。
- ^ ヤマキ楽器. “あとがきVOL.12”. 2014年9月22日閲覧。
- ^ a b ミュージックランドKEY. “寺田楽器蟹江工場”. 2014年9月22日閲覧。
- ^ a b c d e 渋谷ウォーキン. “「日本製」に拘った理由(後編)”. 2014年9月22日閲覧。
- ^ “Teenarama!”. 2014年9月22日閲覧。
- ^ a b 裁判所. “全文”. 2014年9月22日閲覧。
- ^ ガラクタギター博物館. “松本Guitars”. 2014年9月22日閲覧。