寺下 岩蔵（寺下 岩藏[1]、てらした いわぞう、1906年（明治39年）3月15日[2] - 1980年（昭和55年）4月19日[2]）は、日本の政治家。参議院議員（2期、自由民主党）。
経歴
現在の青森県八戸市出身。寺下組を創設し、寺下建設工業に改称[3]。八戸市議、青森県議を5期務め、議長となる[3]。1962年7月、日本赤十字社青森県支部事業資金として10万円を寄付により1963年2月27日紺綬褒章受章（飾版）[4]。1971年7月、八戸市緑化推進事業費として100万円寄付により同年12月18日に紺綬褒章受章（飾版）[1]。またこの他にもう一つ、紺綬褒章受章[5]。1973年、津島文治死去に伴う参議院青森補選において自民党公認で立候補して当選[6]。2期務める。1977年の参院選で再選[6]。2期目途中の1980年4月19日、急性心筋梗塞のため東京都港区の東京慈恵会医科大学附属病院で死去、74歳[5]。死没日をもって勲三等旭日中綬章追贈、正五位に叙される[7]。
三木内閣北海道開発政務次官のほか、東北電力監査役、自民党青森県連幹事長、同副会長、青森県建設業協会顧問、青森県体育協会理事、青森県アマチュアボクシング連盟会長なども歴任した[3]。
脚注
参考文献
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『朝日選挙大観』朝日新聞社、1997年。
- 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年～平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年。