富士川町(ふじかわちょう)は、静岡県の中部に位置していた、庵原郡の町である。2008年(平成20年)11月1日、富士市に編入合併した。
ふじかわちょう 富士川町 | |
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廃止日 | 2008年11月1日 |
廃止理由 | 編入合併 富士川町→富士市 |
現在の自治体 | 富士市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 静岡県 |
郡 | 庵原郡 |
市町村コード | 22381-6 |
面積 | 30.92 km2 |
総人口 | 16,395人 (推計人口、2008年10月1日) |
隣接自治体 | 静岡市、富士市、富士宮市、由比町、芝川町 |
町の木 | まき |
町の花 | ふよう |
町の鳥 | キセキレイ |
富士川町役場 | |
所在地 | 〒421-3305 静岡県庵原郡富士川町岩淵121 |
外部リンク | 富士川町(Internet Archive) |
座標 | 北緯35度08分58秒 東経138度37分07秒 / 北緯35.14931度 東経138.61858度座標: 北緯35度08分58秒 東経138度37分07秒 / 北緯35.14931度 東経138.61858度 |
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |
ウィキプロジェクト |
静岡県中部地方に位置していたが、その東端だったため、生活・経済圏は隣接地域である静岡県東部地方に位置する富士市、富士宮市、芝川町の岳南地域との関わりが深かった。
電力の周波数や電力会社は富士市(50Hz・東京電力)とは異なり60Hz・中部電力であった。このため現在の富士市は50Hz・東京電力地域と60Hz・中部電力地域が混在している。
地理
- 河川:富士川
隣接していた自治体・行政区
交通
鉄道路線
高速道路
道路
- 一般国道
- 国道1号(当時。現在は静岡県道396号富士由比線に格下げ)
旧街道
バス
名所・旧跡・観光スポット
文化財
観光・名所
- 富士川楽座(静岡県道・山梨県道10号富士川身延線上にある道の駅・東名高速道路富士川SAに併設)
- 野田山健康緑地公園
- 野田山ハイキングコース
- 東海自然遊歩道
歴史
祭事・イベント
- 岩淵八坂神社祇園祭(7月)
- 新豊院大観音祭(3月)、三尊祭(10月)
- 川カンジー(8月 北松野の大北地区にて行われる)
- 投げ松明(8月 木島にて行われる)
- 他にも各地域の不動尊、神社などの祭事が多数行われている。
- 富士川夏まつり(8月)
- 富士川キウイマラソン(11月)
名産品
教育
芸術文化施設
ホール
- 富士川町中央公民館
スポーツ施設
- 富士川町総合体育館
出身有名人
その他
- 合併前から富士川町と富士市は、同じ富士MAであった(市外局番は「0545」)。
- 庵原郡三町(由比町、蒲原町、富士川町)で合併交渉が行われてきたが、富士地区との繋がりの深い富士川町がまず離脱した。その後、蒲原町は静岡市との合併・由比町は当面単独の道を選んだ。また、富士市で行われた市民アンケートによると、富士川町との合併をおおむね受け入れているようである(富士川町との合併を検討すべき50.5%、どちらかといえば検討すべき35.2%)。合併した事により、 今後一層、富士地区との結びつきが強まると考えられる。
- 2008年(平成20年)3月31日に蒲原警察署が閉署し、清水警察署蒲原分庁舎へ移行したのに伴い、富士市との合併に先行する形で、4月1日から富士警察署に管轄が変更された。
- 消防組織は2008年10月31日まで(庵原地区消防組合)が管轄していたが、翌11月1日より富士市消防本部富士西消防署富士川分署(第一と第二)として編入された。施設は解体・新設せずに庵原地区消防組合時代のものを引き継いで使用している。消防団は第1分団(中之郷地区)・第2分団(岩渕地区)・第3分団(木島地区)・第4分団(南松野地区)・第5分団(北松野地区)の各分団があったが、富士市との合併により、それぞれ第27分団・第28分団・第29分団・第30分団・第31分団に名称を変更している。
- 東海道新幹線富士川橋付近は富士山の撮影ポイントとして知られている。
- 衆議院の選挙区割りは4区となる。
脚注
- ^ “県文化プログラム 浜松で開幕”. 中日新聞Web (中日新聞社). (2020年10月10日)2021年2月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 富士市・富士川町合併協議会(2008/07/23アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project