安藤 武博(あんどう たけひろ、1975年11月27日[1] - )は、日本のゲームクリエイター。元スクウェア・エニックス第10ビジネス・ディビジョン(特モバイル二部)ディビジョン・エグゼクティブ兼プロデューサー[2]。現・DONUTS執行役員。金髪。
人物
1998年、同志社大学経済学部を卒業し[3]、エニックス(現 スクウェア・エニックス)に入社。バカゲー路線のゲーム制作に携わり、作品によってはシナリオ等も担当する。個性的な作品が一部で評価されるも、2008年発売のiPod用ゲーム『ソングサマナー』のスマッシュヒットまでは商業的な成功とは無縁であった[4][5]。その後はiPodゲームのiPhone向け移行に伴い、スマートフォン向けゲーム作品のプロデュースを担当している。2012年4月1日より所属チーム(チーム安藤)の名称が「特モバイル二部」となった[6]。
2015年9月30日にスクウェア・エニックスを退社。有給休暇消化期間となった同年6月よりゲームDJとしての活動も始める。
2019年1月10日にDonutsの社外取締役に就任[7]。2019年12月9日からDonutsの執行役員兼ゲーム事業部長に就任。
作品
- スターオーシャン セカンドストーリー(アシスタントプロデューサー、海外版プロデュース)
- 鈴木爆発[4]
- ダンスサミット2001(音楽プロデュース)
- 疾走、ヤンキー魂。[4]
- (自動車王)
- ヘビーメタルサンダー[4]
- ソングサマナー 歌われぬ戦士の旋律[9]
- クリスタル・ディフェンダーズ(携帯アプリからの移植)[9]
- (国破れて山河あり)(携帯アプリからの移植)[9]
- ケイオスリングスシリーズ
- (ナイツ オブ クリスタル)[8]
- ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争(PSPからの移植)[8]
- (ムーンダイバー)[6]
- 拡散性ミリオンアーサー
- (星葬ドラグニル)
- エンペラーズ サガ
- (ギャラクシーダンジョン)
- 実在性ミリオンアーサー(エグゼクティブ・プロデューサー)
- ブラックスター -Theater Starless-
- クロス×ロゴス
脚注
- ^ “”. 2008年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月28日閲覧。
- ^ “新企画(?)”動く!スマゲ★革命”第1回は『DQM スーパーライト』柴Pとの同級生対談”. ファミ通.App. エンターブレイン (2014年4月7日). 2014年4月19日閲覧。
- ^ “同志社大学通信149号” (PDF) (2006年12月1日). 2011年5月15日閲覧。
- ^ a b c d “「疾走、ヤンキー魂。」で,「人を集めて儲けたい」安藤プロデューサー独白! ただ飯食らいと呼ばれて……(疾走、ヤンキー魂。)”. 4Gamer.net (2007年12月28日). 2011年5月15日閲覧。
- ^ “サービス開始が遅れた「ヤン魂。」の開発現場では,何が起きていたのか? 安藤プロデューサーに聞く(疾走、ヤンキー魂。)”. 4Gamer.net (2008年12月25日). 2011年5月15日閲覧。
- ^ a b “スクエニプロデューサー安藤武博氏のブログ“スマゲ★革命”第十五回 「拡散性プロデューサー集団」”. ファミ通.App. エンターブレイン (2012年4月2日). 2012年4月7日閲覧。
- ^ “【人事】Donuts、ゲームクリエイターの安藤武博氏が社外取締役に就任 ゲームプロデュース力の強化を目指す”. Social Game Info (2019年1月10日). 2019年1月10日閲覧。
- ^ a b c “スクウェア・エニックス特集 クリエイターへの一問一答完全版【その2】”. ファミ通.com. エンターブレイン (2011年7月25日). 2012年4月7日閲覧。
- ^ a b c “2009年末に本格的なRPGとRTSを出してきたスクウェア・エニックスの安藤プロデューサーに直撃”. GAME Watch. インプレス (2010年2月2日). 2012年4月7日閲覧。
外部リンク
- シシララTV
- 安藤武博 (@takehiro_ando) - Twitter