略歴・概要
本作は1958年、新東宝が製作し、新東宝撮影所(現在の東京メディアシティ)でセット撮影を行い完成した。同社のプロデューサー佐川滉が牧源太郎の名で書いた小説を原作に、(内田弘三)が脚色、脚本として執筆したものである[1][2]。同年2月15日に劇場公開され、新東宝は本作につづき、久保菜穂子を主演に、監督は石井輝男に交代して続篇の『(女王蜂の怒り)』を製作、同年末の12月28日に公開した[3]。以降、同社は、主演を三原葉子に交代して、石井輝男監督『(女王蜂と大学の竜)』(1960年)、小野田嘉幹『(女王蜂の逆襲)』(1961年)を製作・公開した。
2002年5月1日、同社の権利を引き継ぐ国際放映が発売元、(テック・コミュニケーションズ)が販売元としてDVDを発売、2005年10月28日には、同様の発売元・販売元が『新東宝映画傑作選BOX COOL & VIOLENCE COLLECTION II』を編み、小森白監督『(無警察)』(1959年)、土居通芳監督『(黒い乳房)』(1960年)とともに3作をボックスに収めた[4]。
スタッフ・作品データ
キャスト
- クレジット順
- 久保菜穂子 - お竜
- 中山昭二 - 由利俊介
- (大谷友彦) - 康次
- 大空真弓 - 由美
- 横山運平 - 鉄太郎
- 小倉繁 - 五十嵐岳堂
- 天知茂 - 真崎
- 三原葉子 - マキ
- 小高まさる - 留吉
- 鈴木信二 - 富島
- (城実穂) - 美沙
- (泉田洋志) - 辰吉
- 大江満彦 - 鉄
- 川部修詩 - 宮川
- 高松政雄 - 大田原
- 国創典 - 真崎の秘書
- (原聖二) - 俊介の友達(海員)
- (加藤欣子) - 料亭の女将
- (広瀬康治) - 中金(お竜方)
- (上野綾子) - 女給A
- (浜野桂子) - 女給B
- (江畑絢子) - 大塚千代子
- 御木本伸介 - その夫
- (築地博) - 仙吉
- 河村順子 - キャバレーの歌手
シリーズ作品
参考文献
脚注
- ^ a b Joôbachi, インターネット・ムービー・データベース (英語), 2011年2月19日閲覧。
- ^ a b c d 女王蜂、日本映画データベース、2011年2月19日閲覧。
- ^ 女王蜂の怒り、日本映画データベース、2011年2月18日閲覧。
- ^ 新東宝映画傑作選BOX COOL & VIOLENCE COLLECTION II, allcinema ONLINE, 2011年2月19日閲覧。
外部リンク
- 女王蜂 - 日本映画データベース
- 女王蜂 - allcinema
- 女王蜂 - KINENOTE
- Joôbachi - IMDb(英語)