奥 一穂 (おく かずほ、1977年2月21日[1] - ) は、日本のプログラマである。 京都府出身[1]。 WebサーバソフトウェアのH2Oの開発などで知られる。
人物
ウェブの基盤となるソフトウェアや通信プロトコルを専門としており、QUIC、TLS、HTTP/2又はHTTP/3などの実装を行っている。 また、IETFでこれらの通信プロトコルの標準化や拡張に関わっている。
ダジャレを言うのが好き[2]。
経歴
1995年4月、東京大学教養学部 (理科一類) へ入学。 同校在学中にPalm OS用のウェブブラウザであるPalmscapeを開発する[1]。
2002年5月、Palmscapeの開発によりMIT Technology Reviewの(TR100)に選出される[1]。
2005年5月、「ウェブアプリケーション (Apache/Perl) 統合開発環境の開発」により、2004年度第1回未踏ソフトウェア創造事業の「天才プログラマー/スーパークリエータ」として認定される[3]。
脚注
- ^ a b c d 『「Palmscape」の開発者、奥 一穂 氏をサイボウズ・ラボの研究開発メンバーに招聘』(プレスリリース)サイボウズ・ラボ株式会社、2005年8月16日2021年3月13日閲覧。 。
- ^ “Kazuho Oku on Twitter: "コロナ禍で知人や同僚と飲みに行けない今こそ、ダジャレが重要なんです! 皆で楽しみ、笑い、仲良くなるための最終兵器なんです!!!"”. 2021年9月7日閲覧。
- ^ “2004年度第1回未踏ソフトウェア創造事業 天才プログラマー/スーパークリエータ”. 情報処理推進機構 (2004年). 2021年3月13日閲覧。
- ^ “「第10回 日本OSS貢献者賞・日本OSS奨励賞」受賞者を選定”. 日本OSS推進フォーラム (2015年10月16日). 2021年3月13日閲覧。
外部リンク
- Kazuho's Weblog
- Kazuho Oku (@kazuho) - Twitter