大津市役所前駅(おおつしやくしょまええき)は、滋賀県大津市御陵町にある、京阪電気鉄道石山坂本線の停留場。駅番号はOT14。
歴史
- 1927年(昭和2年)
- 1929年(昭和4年)4月11日:会社合併により京阪電気鉄道石山坂本線の停留場となる。
- 1940年(昭和15年)11月10日:別所駅(べっしょえき)に改称[1]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:会社合併により京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)の停留場となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日:会社分離により、改めて京阪電気鉄道の停留場となる。
- 1967年(昭和42年)9月24日:大津市役所の浜大津から現在地への移転に合わせ、従来より0.3 km坂本寄りの現在地に移転。坂本方面の旧ホームは現在も残されている。
- 1992年(平成4年)3月26日:新駅舎竣工・階段のスロープ化、ホーム屋根延伸、点字運賃表設置、点字ブロック、トイレ改修など[2]。
- 2018年(平成30年)3月17日:大津市役所前駅(おおつしやくしょまええき)に改称[3][4][5][6]。改称理由は大津市役所に隣接しているため[3][5]。
停留場構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅である。駅舎(改札口)は坂本方面行ホームの浜大津寄りにあり、反対側の石山寺方面行ホームへは構内踏切で連絡している。
自動改札機(PiTaPa・ICOCAなどのICカードには一部の改札機が対応している。また、簡易IC改札機も設置されている)、車イス対応スロープ設置。平日朝のみ駅員が配置される[7]。
のりば
- ホーム有効長は2両。のりば番号は設定されていない。
停留場周辺
滋賀県道47号伊香立浜大津線沿いにある停留場の1つ。西側に市役所や商業高校があり、その裏に警察学校や博物館がある。この付近にはバス停(市役所前)や消防署がある。東側は運動公園に隣接しており、グラウンドと陸上競技場の間に車道が設けられている。その道を抜けるとヴュルツブルク通り[9]に至る。ちなみに、滋賀県道558号高島大津線はそこから更に東へ進んだ所を通っており、県道沿いには県営公園や競艇場がある。
- 大津市役所
- 大津市企業局
- 大津市役所内郵便局
- 大津市消防局・中消防署
- 滋賀県警察学校
- 滋賀県立大津商業高等学校
- 弘文天皇長等山御陵
- 大津市歴史博物館
- 皇子山陸上競技場
- 滋賀県営尾花川公園[10]
- びわこ競艇場[11]
- 滋賀県道47号伊香立浜大津線
- 滋賀県道558号高島大津線
- ヴュルツブルク通り[注 1][9]
- 京阪バス「市役所前」停留所
隣の停留場
脚注
注釈
出典
- ^ 鉄道省監督局「地方鉄道・軌道異動並に現況表」『電気協会雑誌』第231号、日本電気協会、1941年3月、附録4頁。(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 駅置きの広報誌「くらしの中の京阪」1992年4月号より
- ^ a b (PDF)『大津線4駅の駅名を変更します』(プレスリリース)京阪電気鉄道、2017年2月13日2020年3月5日閲覧。 。
- ^ (PDF)『3月17日(土)より大津線4駅の駅名を変更します』(プレスリリース)京阪電気鉄道、2018年1月26日2020年3月5日閲覧。 。
- ^ a b “観光客にもより分かりやすく!京阪電車が大津線の4つの駅名を変更”. ウォーカープラス. (2017年2月15日)2020年3月5日閲覧。
- ^ “京阪石山坂本線の4駅で駅名変更 琵琶湖や比叡山など盛り込む”. 産経ニュース. (2018年3月17日)2020年3月5日閲覧。
- ^ 大津線駅係員配置時間
- ^ a b “大津市役所前駅|駅構内図” (PDF). 京阪電気鉄道. 2022年4月2日閲覧。
- ^ a b “市道の愛称”. 大津市 (2020年11月20日). 2022年10月21日閲覧。
- ^ “尾花川公園 - 大津市の県営公園”. 大津市の県営公園. 2022年11月10日閲覧。
- ^ “ボートレースびわこ Official Site - 交通ガイド”. 琵琶湖モーターボート競走場. 2022年11月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 大津市役所前駅 - 京阪電気鉄道
- おけいはん.ねっと|駅情報局:大津市役所前駅