大武政夫

大武 政夫（おおたけ まさお）は、日本の男性漫画家^[1]。2022年より『グランドジャンプ』（集英社）にて『女子高生除霊師アカネ！』を^[2]、2023年より『ハルタオルタ』（KADOKAWA）にて『J⇔M』を連載している^[3]。

おおたけ まさお 大武 政夫
職業	漫画家
活動期間	2009年 -
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来歴

『ときめきメモリアル』をプレイしたり、「だらだらと漫画を読んだり」して過ごす^[4]。

猿渡哲也のアシスタントを経験後^[1]、「青信号までの時間」でコミックビーム新人賞を受賞^[5]。2009年、『Fellows!』（KADOKAWAエンターブレイン）Vol.6に掲載された「こまきまき」でデビュー^[6]。『ヒナまつり』の読み切りを発表後、2010年から連載を開始^[6]。同作は2018年にテレビアニメ化されている^[7][8]。

2022年、『ハルタ』にて「魔法少年マモル始まらない！」を短期集中連載として発表^[9]。同年、『グランドジャンプ』（集英社）にて「女子高生除霊師アカネ！」を読み切りとして掲載後^[10]、好評を得て、同誌にてシリーズ連載として連載開始^[2]。2023年、『ハルタオルタ』（KADOKAWA）にて「J⇔M」の連載を開始^[3]。

人物

大武の幼なじみで文筆家のワクサカソウヘイによると、『ヒナまつり』では新田が「可哀そうな役割をしていて、それが漫画の中でギャグの調律をしている」キャラクターとして描かれている^[4]。大武は「可哀そうな人の存在があることが、ギャグにおいては大事」だと考え、制作を行っている^[4]。

作品リスト

連載

• ヒナまつり（『Fellows!』Vol.8、Vol.11B^[11] -26、『ハルタ』Vol.1 - Vol.76^[12]、2009年 - 2020年）
• 魔法少年マモル始まらない！（『ハルタ』Vol.91^[9] - Vol.96^[13]） - 短期集中連載^[9]
• 女子高生除霊師アカネ！（『グランドジャンプ』2022年8号^[10]、2022年18号^[2] - ） - 同誌初掲載作品で読み切りからシリーズ連載化^[10][2]
• J⇔M（『ハルタオルタ』2023年5月8日^[3] - ）

読み切り

• 青信号までの時間（雑誌未掲載^[14]）
• 銀行強盗は同窓会の始まり（雑誌未掲載^[14]）
• こまきまき（『Fellows!』Vol.6^[14][15]、2009年）
• 飛んでもガール（『Fellows!』Vol.9^[14]、2010年）
• 失策バッテリー（『Fellows!』Vol.10B^[14]、2010年）
• 一生消防士宣言（『Costume Fellows!』^[14][16]、2011年）
• 最後の晩餐（『ハルタ』Vol.1^[14][17]、2013年）
• 異世界異文化交流記（『まんぷくフェローズ』^[14][18]、2013年）
• 三田村桜子（仮）の一生（『ハルタ』Vol.9^[14]、2013年）
• ラークの大冒険（『ハルタオルタ』2019 AUTUMN、2019年）
• 俺たちの非日常はこれからだ！（『テラン』2022 WINTER^[19]、2022年）

その他

• 雛祭画廊（『Fellows!』Vol.15企画^[20]） - ひな祭りの描きおろしイラスト^[20]
• テキストフェローズ（『Fellows!』Vol.17企画^[21]） - 笠井スイとの対談掲載
• フェローズのできるまで（『ゲッサン』2012年3月号^[22]） - 『Fellows!』作家25名の合作読み切り参加^[22]
• 『』トリビュート小冊子「坂本へ捧ぐ21の旋律」（『ハルタ』Vol.9付録冊子^[23]） - イラスト寄稿^[23]
• CULTURE BROS.（『TV Bros.』2018年7月号^[24]） - インタビュー掲載^[24]
• 『漫画家本SPECIAL ドロヘドロ本』（2019年4月26日発売^[25]） - イラスト寄稿^[25]

書籍

• 『ヒナまつり』KADOKAWAエンターブレイン〈ビームコミックス〉→〈ハルタコミックス〉、2011年 - 2020年、全19巻
• 『東京発 異世界行き』KADOKAWA〈ビームコミックス〉、2014年3月3日発売、ISBN (978-4-04-729498-1) -「飛んでもガール」「こまきまき」「最後の晩餐」「銀行強盗は同窓会の始まり」「一生消防士宣言」「失策バッテリー」「三田村桜子（仮）の一生」「異世界異文化交流記」「青信号までの時間」収録。
• 『女子高生除霊師アカネ！』集英社〈ヤングジャンプコミックス〉、2023年^[26] - 、既刊1巻（2023年4月18日現在）

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ ^{a b} “大武 政夫（漫画家）”. マンガペディア. 2022年1月15日閲覧。
2. ^ ^{a b c d} “グランドジャンプNo.18 大好評発売中!!新章新連載『怨み屋本舗DIABLO』表紙＆巻頭カラー！大武政夫『女子高生除霊師アカネ！』シリーズ連載開始！”. グランドジャンプ公式. 集英社 (2022年8月17日). 2022年8月17日閲覧。
3. ^ ^{a b c} “「ヒナまつり」の大武政夫、新連載は殺し屋×小学生のスイッチングコメディ「J⇔M」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年5月8日). https://natalie.mu/comic/news/523705 2023年5月8日閲覧。 
4. ^ ^{a b c} “いま改めて「シュールストレミング」を食べて分かったこと【クリティカル・フード・アタック 〜極めて大胆不敵な食事〜 Vol.1】”. メシ通. リクルート (2022年3月8日). 2022年8月17日閲覧。
5. ^ “3月3日は「ヒナまつり」!最新巻＆作者の初作品集が同発”. コミックナタリー (2014年3月2日). 2018年7月1日閲覧。
6. ^ ^{a b} “大武政夫”. コミックナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/comic/artist/7700 2022年1月15日閲覧。 
7. ^ “ヒナまつり : 作品情報”. アニメハック. 2020年5月15日閲覧。
8. ^ “大武政夫「ヒナまつり」がテレビアニメ化、ヤクザと超能力少女の同居コメディ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年9月13日). https://natalie.mu/comic/news/248487 2022年1月15日閲覧。 
9. ^ ^{a b c} “大武政夫がハルタにカムバック、短期集中連載「魔法少年マモル始まらない！」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月14日). https://natalie.mu/comic/news/465713 2022年2月15日閲覧。 
10. ^ ^{a b c} “「キャプテン」50周年で複製原画のプレゼントをグラジャンで、大武政夫の読切も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年3月16日). https://natalie.mu/comic/news/469811 2022年3月16日閲覧。 
11. ^ “フェローズは今号も細胞分裂＆森薫シャーリーもふたたび”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年6月15日). https://natalie.mu/comic/news/33311 2022年1月15日閲覧。 
12. ^ “ハルタ長期連載作「ヒナまつり」「A子さんの恋人」が同時完結”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年7月15日). https://natalie.mu/comic/news/387832 2022年1月15日閲覧。 
13. ^ “ハルタで“秘密だらけの集合住宅”描く新連載が始動、九井諒子のラクガキ本も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月12日). https://natalie.mu/comic/news/489347 2022年8月17日閲覧。 
14. ^ ^{a b c d e f g h i} 『東京発 異世界行き』あとがきより。
15. ^ “メイドの次はロボットだ。Fellows!Vol.6が8月12日発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2009年8月11日). https://natalie.mu/comic/news/19741 2022年1月15日閲覧。 
16. ^ “締切り間近！森薫、雁須磨子ら参加、制服テーマの小冊子”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年2月13日). https://natalie.mu/comic/news/44895 2022年1月15日閲覧。 
17. ^ “Fellows!後継誌・ハルタ創刊！書店ごとに異なる特典配布”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年2月15日). https://natalie.mu/comic/news/84903 2022年1月15日閲覧。 
18. ^ “ハルタ特典は「まんぷくフェローズ」、本誌表紙は九井諒子”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年5月15日). https://natalie.mu/comic/news/90675 2022年1月15日閲覧。 
19. ^ “「ヒナまつり」大武政夫、「うらら迷路帖」はりかも、「千と万」関谷あさみら競演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年1月15日). https://natalie.mu/comic/news/461736 2022年1月15日閲覧。 
20. ^ ^{a b} “ひな祭りを先取り！Fellows!で森薫らが描く「雛祭画廊」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年2月14日). https://natalie.mu/comic/news/44947 2022年1月15日閲覧。 
21. ^ “森薫らがバニーガール熱筆！小冊子「バニー・フェローズ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年6月15日). https://natalie.mu/comic/news/51299 2022年1月15日閲覧。 
22. ^ ^{a b} “ゲッサン「信長」カレンダー全サ＆Fellows!作家25名襲来”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年2月10日). https://natalie.mu/comic/news/64255 2022年1月15日閲覧。 
23. ^ ^{a b} “森薫らハルタ作家21名が描く「坂本ですが？」の付録冊子”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年11月15日). https://natalie.mu/comic/news/103634 2022年1月15日閲覧。 
24. ^ ^{a b} “TV Bros.新連載でハライチ岩井がアニメ語り、ウィキ直しには根本敬が登場”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年5月24日). https://natalie.mu/comic/news/283564 2022年1月15日閲覧。 
25. ^ ^{a b} “「ドロヘドロ」の世界堪能できる1冊、林田球×山口晃の対談や入江亜季らイラストも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月26日). https://natalie.mu/comic/news/329695 2022年1月15日閲覧。 
26. ^ “「ヒナまつり」の大武政夫が描く、霊の見えない女子高生除霊師のコメディ1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月18日). https://natalie.mu/comic/news/521218 2023年4月18日閲覧。 

外部リンク

• 大武政夫 (@ootakemasao) - Twitter