大普賢岳(だいふげんだけ)は、奈良県の大峰山脈を形成する山の一つで、大峰縦走線歩道(大峯奥駈道)上にある。大天井ヶ岳から八経ヶ岳へ至る山脈の中間あたりに位置し、南に国見岳、(七曜岳)、行者還岳と続く。
大普賢岳 | |
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東(伯母ヶ峰山付近)から望む | |
標高 | 1,780 m |
所在地 | 日本 奈良県吉野郡 |
位置 | 北緯34度13分40秒 東経135度57分46秒 / 北緯34.22778度 東経135.96278度座標: 北緯34度13分40秒 東経135度57分46秒 / 北緯34.22778度 東経135.96278度 |
山系 | 大峰山脈 |
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プロジェクト 山 |
古来、修験道の山として山伏の修行の場であったため、指弾ノ窟、朝日窟、笙ノ窟、水太覗といった修験道の(行場)跡があり、山頂付近には梯子や鎖場が連続する。石の鼻からは広大な展望が開け、南から北東方面が一望でき、晴れた日には大台ケ原、弥山 - 釈迦ヶ岳が見渡せる。山頂は狭く、10人ほどしか立てないほどである。
植生はブナ、ナラなどが主体の原生林を形成し、シャクナゲ、サラサドウダン、ヒメシャラも多く見られる。このため秋の紅葉は非常に美しい。
登山経路
- (和佐又ヒュッテ)から登るのが一般的であり、左回りに朝日窟→小普賢岳→国見岳→七曜岳→無双洞へと下り、(和佐又)へ戻るルートが知られている。
- 山上ヶ岳から大峰山脈縦走路に入り、大普賢岳、行者還岳、弥山を経て八経ヶ岳までを縦走するコースがある。
ギャラリー
大普賢岳山頂
(2018年8月)
(2007年11月)
シタンの窟
朝日窟
笙の窟
登山道の梯子
和佐又山登山口付近の雑木林
大普賢岳登山道によく見られる倒木
和佐又山