公益社団法人大日本農会(だいにほんのうかい)は、1881年(明治14年)に設立された日本の農業団体。
歴史
沿革
1881年(明治14年)4月5日、「農業の経験や知識の交換を通じて農事の改良発展を図る」ことを目的に、日本初の全国的な農業団体として創設される[1]。当時の明治新政府は欧米の農業技術を積極的に輸入したが、それに対して日本の伝統農業を重要とする農家は積極的に集会を開き、こうした中からイギリスの王室農会を模範として組織が生まれた[1]。初代会頭には北白川宮能久親王を迎え、以来現在に至るまで会頭には皇族を迎えている。
1916年(大正5年)6月8日、農商務大臣・文部大臣・内務大臣連署による認可を受けて社団法人となる[1]。
2011年(平成23年)4月、創立130年を迎え、同年7月1日に内閣府より公益社団法人の認定を受けた[1]。
東京農業大学の経営
大学令による東京農業大学が設立されるまで、その前身にあたる東京農学校、東京高等農学校、専門学校令による東京農業大学を経営し、横井時敬が責任者として運営に携わった。
概要
歴代総裁
脚注
関連項目
外部リンク
- 公益社団法人大日本農会
- 歴代の総裁