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大日本軌道

大日本軌道(だいにっぽんきどう / だいにほんきどう[3])は、甲州出身の資本家・雨宮敬次郎が経営していた軽便鉄道会社。「大軌」[4]とも略される。

大日本軌道株式会社
種類 株式会社
略称 大軌
本社所在地 東京府東京市京橋区築地3丁目[1]
支社所在地 小田原支社
神奈川県足柄下郡小田原町[1]
伊勢支社
三重県津市山元馬場屋敷[2]
熊本支社
熊本県熊本市宮内町[2]
設立 1908年(明治41年)7月[1]
業種 (鉄軌道業)
代表者 社長 (雨宮豊次郎)[1]
小田原支社長代理 (保坂良澄)[2]
伊勢支社長 (若原鐐太郎)[2]
熊本支社長 犬飼真平[2]
資本金 3,000,000円[1]
関係する人物 雨宮敬次郎(創設者)
特記事項:上記データは1920年(大正9年)現在[1]

歴史

1906年明治39年)に公布された鉄道国有法によって、これまで雨宮が投資してきた鉄道事業は地方交通が対象になると見て1908年(明治41年)に設立された。

1911年(明治44年)1月には雨宮が死去し、各支社は独立色を強めつつも、1910年(明治43年)8月軽便鉄道法施行後の流行の波に乗り全国規模で地方中小都市近郊に地元小資本家からも出資を募りながら軽便鉄道を建設した。

また、鉄工部では主に小型蒸気機関車の製造を行っていた。1919年大正8年)に、それを母体に雨宮製作所が発足した。なお各支社の路線のうち過半数は廃線となったが、静岡、浜松、広島支社の路線は改軌電化などの変遷を経て、今もなお盛業中である。各支社のその後は以下の通り。

年表

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 『日本全国諸会社役員録. 第28回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b c d e 『日本全国諸会社役員録. 第28回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 軽便鉄道時代』(2010年)179ページでは「大日本軌道山口支社」の読み仮名を「だいにほんきどうやまぐちししゃ」と記述している。
  4. ^ 大阪電気軌道近畿日本鉄道の前身)の略称も「大軌」と称していたが、大日本軌道とは全く無関係の会社である。
  5. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治41年』(国立国会図書館デジタルコレクション)より
  6. ^ 『官報』1908年8月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治42年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 雨宮敬次郎没す 明治44年1月22日東京朝日新聞『新聞集成明治編年史. 第十四卷』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 12月20日許可「軌道敷設特許権譲渡」『官報』1917年12月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 2月18日許可「軌道敷設特許権譲渡」『官報』1919年2月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 5月23日許可「軌道敷設特許権譲渡」『官報』1919年5月24日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ 10月3日許可「軌道敷設特許権譲渡」『官報』1919年10月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  13. ^ 2月18日許可「軌道敷設特許権譲渡」『官報』1920年2月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  14. ^ 7月1日許可「軌道敷設特許権譲渡」『官報』1920年7月7日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. ^ 『官報』1921年3月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  16. ^ 「軌道特許失効」『官報』1921年1月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)

参考文献

  • (岡本憲之)『軽便鉄道時代 - 北海道から沖縄まで“せまいせんろ”の軌跡』(初版)JTBパブリッシング〈キャンブックス〉、2010年2月1日 発行。ISBN (978-4533077562)。 
  • 中川浩一ほか『軽便王国雨宮』1972年、丹沢新社

関連項目

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