祭神
歴史
創建
社伝によれば、景行天皇40年の日本武尊東征の際、蝦夷征伐祈願のために大戸の地に勧請したのが創建という[1]。その後数度の遷宮を経て、白雉元年(650年)に現在地に社殿が造営されたと伝わる。
概史
古来より香取神宮と関係の深い神社であり、当社の神主職・社領は神宮の大禰宜大中臣氏により相伝されていた[3]。天正年間(1573年-1592年)の古文書によると、当社には単独に神主・大禰宜等の神官組織があったと考えられる[3]。
正応2年(1289年)、明徳4年(1396年)、寛文4年(1665年)には社殿の造営があった[1]。後小松天皇の時には、社領1万貫が定められたという[1]。江戸時代には、香取神宮に江戸幕府から与えられた朱印社領1,000石の内から100石が与えられていた[3]。宝永4年(1707年)、第5代将軍徳川綱吉によって改築されたのが現在の社殿とされる[1]。
祭事
- 元旦祭 (1月1日)[4]
- 御花祭り (1月第2土曜・日曜)
- 御例祭 (4月7日)
- 御田植祭 (4月第3日曜)
- 献穀祭 (11月23日)
文化財
千葉県指定有形文化財
現地情報
- 所在地
- 交通アクセス
脚注
参考文献
- 『日本歴史地名体系 千葉県の地名』(平凡社)佐原市 大戸神社項
- 『新編香取神宮小史』(香取神宮社務所、1995年)p. 36
関連項目
外部リンク
- - ウェイバックマシン(2003年5月1日アーカイブ分)(公式サイト)
- 大戸神社(神社のひろば<千葉県神社庁監修>)