大山口駅(だいせんぐちえき)は、鳥取県西伯郡大山町国信にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
大山口駅 | |
---|---|
旧駅舎(2009年3月) | |
だいせんぐち Daisenguchi | |
◄名和 (4.1 km) (3.9 km) 淀江► | |
所在地 | 鳥取県西伯郡大山町国信544 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | A 山陰本線 |
キロ程 | 308.8 km(京都起点) |
電報略号 | タク |
駅構造 | 地上駅 |
(ホーム) | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 426人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)9月17日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
駅名の由来は南側にある中国地方一の高峰伯耆大山に因む。
快速列車については、上りのみが停車する(2022年3月現在)。
歴史
駅構造
この節の加筆が望まれています。 |
相対式2面2線のホームを持つ列車交換が可能な地上駅で無人駅となっている。安全側線がある。
鳥取県内の山陰本線は多くの駅が海側(北向き)に駅舎があるが、「大山口」は大山側(ここでは南東向き)に駅舎がある。互いのホームは跨線橋で連絡しており、米子駅管理の無人駅だが駅舎内に自動券売機が設置されている。
旧駅舎は、1954年(昭和29年)に完成したコンクリートブロック造り平屋建て約135平方メートルのものである。2017年(平成29年)11月にJRから地元に、維持管理費用の軽減を目的に、駅舎を大幅に縮小して地元に譲渡することが打診されていたが、2018年(平成30年)になってからの交渉により、地元が一部費用を負担することで待合室の規模や設備を維持し、土地はJR、建物は地元所有とする形で駅舎の改良工事を進める方向となった[2]。建て替え工事は2019年9月に開始予定としていた[4]。
2003年(平成15年)の鳥取県鉄道高速化事業により、1番のりばを上下(本線)、2番のりばを上下副本線とした一線スルー構成となり、通過列車は1番のりば(駅舎側)を通過するようになった。かつては鳥取駅寄り・米子駅寄りの分岐とも、両開き分岐だったため、すべての分岐器を交換する工事となった。
のりば
- 付記事項
- 通過列車および行違いを行わない停車列車は上下線とも1番のりばを通る。
- 反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線とも2番のりばに停車する。
- 停車列車同士の行違いの場合は、米子方面行(下り)が1番のりば、鳥取方面行(上り)が2番のりばに入る。
- なお、列車運転指令上の番線番号は、2番のりばの方が「1番線」となっており、旅客案内上ののりば番号とは逆になっている。
利用状況
駅周辺
バス路線
当駅発のバスは2007年(平成19年)10月1日の改正で全路線が大山町内のみの運行に変更されたが、米子駅方面の直通便が復活している。
隣の駅
※快速「とっとりライナー」(上りのみ停車)の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
脚注
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、308頁。ISBN (978-4-533-02980-6)。
- ^ a b 杉山匡史 (2018年11月27日). “鳥取)JR大山口駅建て替え 駅舎の設計を学生に”. 朝日新聞デジタル. 2018年11月27日閲覧。
- ^ “大山口駅舎が完成!” (PDF). 広報だいせん 2020年4月号. p. 11. 2021年12月23日閲覧。
- ^ - ウェイバックマシン(2019年4月15日アーカイブ分)
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) 、2019年7月4日閲覧
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月3日閲覧
- ^ 読売新聞 2009年10月19日
関連項目
外部リンク
- 大山口駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道