大和村(やまとそん)は、鹿児島県の奄美大島にある村の1つで、大島郡に属する。
やまとそん 大和村 | |
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(奄美野生生物保護センター) | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 鹿児島県 |
郡 | 大島郡 |
市町村コード | 46523-2 |
法人番号 | 7000020465232 |
面積 | 88.26km2 |
総人口 | 1,327人 ([編集]) (推計人口、2023年4月1日) |
人口密度 | 15人/km2 |
隣接自治体 | 奄美市、大島郡宇検村 |
村の木 | モッコク |
村の花 | (タイワンヤマツツジ) |
大和村役場 | |
村長 | (伊集院幼) |
所在地 | 〒894-3192 鹿児島県大島郡大和村大和浜100番地 北緯28度21分29秒 東経129度23分43秒 / 北緯28.35803度 東経129.39519度座標: 北緯28度21分29秒 東経129度23分43秒 / 北緯28.35803度 東経129.39519度 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |
ウィキプロジェクト |
地理
奄美大島中央部に位置し、北岸で東シナ海に面する。
隣接市町村
地名
- 今里(いまざと)
- 大金久(おおがねく)
- 大棚(おおだな)
- 思勝(おんがち)
- 国直(くになお)
- 志戸勘(しどかん)
- 津名久(つなぐ)
- 戸円(とえん)
- 名音(なおん)
- 大和浜(やまとはま)
- 湯湾釜(ゆわんがま)
歴史
近現代
- 1908年(明治41年)4月1日 - 島嶼町村制施行により、大和村が発足。
- 1946年(昭和21年)2月2日 - アメリカ合衆国(琉球列島米国民政府)の(統治)下におかれる。
- 1953年(昭和28年)12月25日 - 奄美大島の本土復帰により再び日本国に属する。
- 2004年(平成16年)2月 - 「奄美大島地区合併協議会」に参加。
- 2005年(平成17年)3月 - 「奄美大島地区合併協議会」を宇検村と共に脱退。
- 2022年(令和4年)1月8日 - 鹿児島県は島内の新型コロナウイルス感染症患者の急増を受けて、5市町村に独自の緊急事態宣言発令を決定。同月11日から24日までの間、飲食店における酒類の提供停止と営業時間短縮を要請[2]。
行政
村長
村議会
- 定数8[4]。
予算
- 平成28年度一般会計当初予算 - 26億1,857万8千円[4]。
国の行政機関
- 九州地方環境事務所奄美自然保護官事務所
産業
- ※ 日本のサトウキビ栽培発祥の地(現在、サトウキビ栽培はない)
村内に(名音川)水力発電所がある。
地域
人口
大和村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大和村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |
■紫色 ― 大和村 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |
大和村(に相当する地域)の人口の推移 | ||
総務省統計局 国勢調査より |
教育
小・中学校
- 村立中学校
- 村立小学校
- 大和小学校
- 湯湾釜分校
- 名音小学校
- 大棚小学校
- 今里小学校
交通
空港
- 最寄り空港は奄美空港。
港湾
- 最寄り港は名瀬港。
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。
バス路線
- しまバス(旧・道の島交通)の60系統が奄美市名瀬方面(与儀又、小湊)と大棚・今里の間を運行していたが2019年4月6日に廃止され、以後は村が大島タクシーに委託し「大和村直行バス」として名瀬市街地と今里の間を1日平日は5往復、休日は3往復運行。今里発は奄美市内の停留所は降車のみ、今里行は奄美市内の停留所は乗車のみ扱い。村民の利用については一部区間で割引がある。
道路
- 主要地方道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- (奄美野生生物保護センター)
- 群倉(ぼれぐら) - 大和浜に保存されている高倉(たかぐら)群。
- (開饒神社)(ひらとみ) - 恩勝。(直川智)を祭る。
- 大和浜のオキナワウラジロガシ林
- きびの郷(磯平パーク) - 戸円。サトウキビ栽培発祥地。
- 奄美ハナハナ
- (宮古崎) - (タイワンヤマツツジ)群生地。
- 国直サンセットパーク - 夕陽の名所。
- 国直海岸 - 海水浴場。
- (大山崎灯台)
- 徳浜の断崖 - チャートの絶壁。
- (ヒエン浜)
- 今里の立神
- (奄美フォレストポリス) - キャンプ場。
- (マテリヤの滝)
- ジャングルトレイルラン - 2月に宇検村(約50km)または大和村(約20km)から奄美市名瀬までのスーパー林道を走るレース。