多田 大輔(ただ だいすけ、1996年5月25日 - )は、徳島県徳島市応神町出身[1]の元プロ野球選手(捕手)。社会人野球選手時代は、途中から住吉姓でプレーしていた。
経歴
幼稚園の時に野球を始める[1]。徳島市応神小学校卒業後に進学した徳島市応神中学校軟式野球部では、徳島県大会で準優勝した[1]。徳島県立鳴門渦潮高等学校1期生として入学し野球部に入部した[1]。3年時の春の徳島県大会決勝戦ではランナーを牽制で3回、盗塁で2回アウトにする活躍でスカウトの注目を集めた[2]。2014年ドラフト会議で広島東洋カープから7位指名を受け、11月14日に契約金2,500万円、年俸450万円で仮契約を結んだ[3]。
2017年10月4日、一度も一軍登録されないまま戦力外通告を受ける[4]。
2018年は富山の社会人野球クラブチームの(バンディッツベースボールクラブ)でプレー。同年7月18日、自身のTwitterで結婚を報告。以降、社会人野球時代は住吉姓でプレー。
2019年は広島県東広島市の伯和ビクトリーズでプレーすることを自身のTwitterで報告した。2019年限りで野球選手としてのキャリアを退くことを伯和ビクトリーズの公式ブログで表明した[5]。
野球選手として引退した後も広島県内に居住し、府中町に本社を置く、「オールハウス株式会社」のプロパティマネジメント事業部で勤務していることを自身のSNSで公表している。
2022年5月にソフトボールチーム「ブービーズ」の一員として広島県予選に出場。決勝戦で決勝2点本塁打を打つなど、4試合で11打数7安打5本塁打の活躍を見せ、優勝に貢献した[6][7]。8月開催の全国大会・第19回全日本一般男子ソフトボール大会へも出場したが、2回戦で敗退した[8][9]。
選手としての特徴・人物
小学6年時で身長が168cm[1]、高校生の時点で身長189cm・体重91kgと体格に恵まれ、遠投100m、二塁送球1.81秒を記録する[2]。
最初に所属した少年野球チームの背番号は24で、現役時代に背番号24でプレーしていた高橋由伸を憧れの人として挙げる[1]。
座右の銘は「謙虚・感謝・努力」[1]。
詳細情報
年度別打撃成績
- 一軍公式戦出場なし
背番号
- 64 (2015年 - 2017年)
出典
- ^ a b c d e f g 『ニチヤン 新成人の代表に聞く プロ野球広島カープ多田大輔さん 1軍入りし優勝狙う』 2017年1月15日 徳島新聞 17面 ヤング面
- ^ a b “Vol.26 多田大輔 鳴門渦潮高・捕手 1プレーで流れを変える超大型キャッチャー”. 逸材発掘!ドラフト候補リサーチ 2014. 週刊ベースボールONLINE. 2015年1月10日閲覧。
- ^ 広島、ドラフト7位指名の鳴門渦潮高・多田と合意 Sponichi Annex
- ^ “広島、4選手に戦力外通告 カープ一筋12年・今井「プロとしては一区切り」”. スポーツニッポン (2017年10月4日). 2021年4月13日閲覧。
- ^ “天網恢恢疎にして漏らさず”. 伯和ビクトリーズBlog (2019年12月22日). 2022年1月3日閲覧。
- ^ 住吉(多田)大輔 [@daisuke_8525] (2022年5月30日). "Congratulation🏆🏆🏆". Instagramより2023年2月8日閲覧。
- ^ “第17回全日本一般男子ソフトボール大会広島県予選”. 広島県ソフトボール協会. 2023年2月8日閲覧。
- ^ “第19回 全日本一般男子ソフトボール大会 1回戦〜準々決勝”. 公益財団法人日本ソフトボール協会. 2023年2月8日閲覧。
- ^ “第19回全日本一般男子大会 大会結果 2022年”. 公益財団法人日本ソフトボール協会. 2023年2月8日閲覧。