増田 宗昭（ますだ むねあき、1951年（昭和26年）1月20日[1] - ）は、日本の実業家。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の創業者であり[3]、代表取締役社長・最高経営責任者。2015年の増田の資産は9億1,000万ドル相当で日本で39番目に多かった[4]。2017年フォーブス日本長者番付48位、資産7億8,000万ドル[5][6]。
経歴
大阪府枚方市生まれ[2]。同志社香里高等学校を経て[7]、同志社大学経済学部に進学し、在学中ファッションデザイン関係の仕事をしようと洋裁学校にも通う[8]。しかし天才肌のデザイナー・高田賢三や三宅一生の登場で考え直し、大学卒業後1973年4月、ファッションメーカーである株式会社鈴屋に入社[8]。軽井沢ベルコモンズの開発の他、店長・販促ディレクターなどを歴任した[1]。
- 1983年2月に同社を退社し[1]、「TSUTAYA」の前身「蔦屋書店」を3月24日に枚方市で創業する[1]。
- 1985年（昭和60年）、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を設立と同時に代表取締役社長就任。
- 1995年9月、米国のディレク・ティービー・インターナショナル社らとディレク･ティービー･ジャパン株式会社を設立、代表取締役社長に就任[1]。
- 2000年6月、セガ・エンタープライゼス社外取締役に就任[9]。
- 2003年3月、楽天株式会社取締役に就任[1]、5月株式会社ローソン取締役に就任[1]。
- 2005年6月、日本出版販売株式会社 取締役に就任[1]
- 2006年6月、角川グループホールディングス取締役に就任[1]。
- 2010年6月、株式会社アミューズ社外取締役に就任。
- 2011年3月、株式会社アマナホールディングス（現・株式会社アマナ）社外取締役に就任。
私生活
大阪在住[4]。結婚しており子が2人いる[4]（長男宗禄はCCCの監査役を務めた[10]）。
趣味はクルマ[11]やゴルフ[12]。また、長野県軽井沢町に別荘があり、軽井沢に別荘を所有する各界著名人を中心として、各地のまちづくりに貢献することを目的に設立された団体『国際文化都市整備機構（FIACS）』の副理事長を務めている（会長に鳩山由紀夫、理事長に水野誠一）。
著書
出演番組
- 『プロフェッショナル 仕事の流儀』（2015年10月19日）[13]
出典
- ^ a b c d e f g h i j 2006年9月4日/日本経済新聞 朝刊
- ^ a b c 1996
- ^
- ^ a b c Tatiana Serafin 4.01.2015 Muneaki Masuda - Forbes
- ^ 日本長者番付 2017 - フォーブス
- ^ “Japan’s 50 Richest People”. Forbes. 2017年12月13日閲覧。
- ^ サポーター企業様一覧 同志社香里同窓会(紫翠会)
- ^ a b “仕事力「企画アタマが生き残れる」増田宗昭が語る仕事”. 朝日新聞ひろば (朝日新聞社). (2015年7月5日) 2017年6月21日閲覧。
- ^ セガ、入交社長が退任、大川会長が兼任へ 2000年5月29日/インプレス
- ^ http://www.kabupro.jp/edp/20110621/S0008I46.pdf
- ^ 増田宗昭×布垣直昭 対談 トヨタ自動車
- ^ カルチュア・コンビニエンス・クラブ増田宗昭社長「企画という生き方」 GLOBIS知見録
- ^ 常識の外に、未来はある起業家・増田宗昭