堀場 幸子(ほりば さちこ、1979年3月24日 - )は、日本の政治家。日本維新の会所属の衆議院議員(1期)。京都維新の会代表。
来歴
北海道札幌市に生まれ、父が会社を経営していた京都府京都市南区で育つ[2]。京都聖母学院小学校、京都聖母学院中学校・高等学校、フェリス女学院大学国際交流学部卒業。フェリス女学院大学大学院国際交流研究科博士前期課程修了。修士課程の途中で韓国に留学した経験も持つ。修士課程修了後、伊藤忠商事子会社のIFAに勤務するが、流産を機に退職。東京都の小中学校の特別支援教室専門員を経て、アンガーマネジメントの講師を務める[3][4]。
2021年6月3日、記者会見を行い、次期衆院選に京都1区から日本維新の会公認で立候補すると表明[5]。同年10月の第49回衆議院議員総選挙では、小選挙区で自由民主党の勝目康に敗れたが、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活し、初当選した[6][7][8]。
政策・主張
憲法問題
- 憲法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[9]。
- 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[10]。
- 改正すべき項目として「教育の充実に向けた環境整備を行う旨を明記する」「憲法裁判所を設置する」と主張[11]。
ジェンダー問題
- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[9]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[10]。
- 「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「賛成」と回答[9]。
- クオータ制の導入について、2021年のアンケートで回答しなかった[10]。
その他
人物
脚注
- ^ 令和3年11月5日中央選挙管理会告示第28号(令和三年十月三十一日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ 京都新聞、2021年7月5日朝刊2頁「次期衆院選京都1区 自民、勝目氏を擁立 伊吹氏後継 維新は堀場氏」
- ^ 堀場 幸子 | 日本アンガーマネジメント協会
- ^ “【京都1区】候補者の公約と横顔”. 京都新聞. (2021年10月21日)2021年11月3日閲覧。
- ^ “次期衆院選 京都1区 維新、堀場氏を擁立 2、4、5区も検討 /京都”. 毎日新聞. (2021年6月4日)2022年11月28日閲覧。
- ^ “激戦の京都1区、全員当選 落選2氏も比例で復活”. 産経新聞. (2021年11月1日)2021年11月3日閲覧。
- ^ “衆議院選挙2021 京都(福知山・舞鶴など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
- ^ “【2021年 衆院選】近畿ブロック(比例区)開票速報”. 衆議院選挙(2021年総選挙)特設サイト. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
- ^ a b c d “堀場幸子”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d “京都1区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
- ^ “憲法改正 改正すべき項目”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b “声をつないで:シングルマザーが挑んだ衆院選 子育てと両立、ありのままの姿で”. 毎日新聞. (2022年3月6日)2022年11月28日閲覧。
- ^ “出産への保険適用を 維新・堀場氏、不妊治療引き合いに”. 神奈川新聞. (2022年11月28日)2022年11月28日閲覧。
外部リンク
- 堀場さち子事務所
- 堀場さち子(日本維新の会京都1区) (@SachikoHoriba) - Twitter