在府町(ざいふちょう)は、江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8216。2017年6月1日現在の人口は429人、世帯数は250世帯[1]。
地理
当地の南部を河川が流れ、北東部に弘前大学医学部が位置する(しかし、正確な住所は本町になる)。町域の北部は覚仙町・本町、北東部から東部にかけて相良町、東部から南部にかけて南塘町、南部は新寺町、西部は茂森町に接する。
歴史
- 寛永末年頃 - 足軽町と描かれている(津軽弘前城之絵図)。
- 慶安2年 - 当地は侍町とあり、12軒の武家屋敷がある(弘前古御絵図)。また、寺町の火災により、その後当地へ武士の移住が行われる。
- 延宝6年 - 茂森在府町と見える(弘前町方屋敷割)。
- 貞亨年間 - 在府町となる。
- 宝永年間 - 武家屋敷が、武家屋敷郭外移転により当地へ移転(国日記)
沿革
地名の由来
江戸定府の武士の長屋が当地にあったことにちなむ。
施設
教育
医療
- ヒーリングルーム癒しの手
かつて存在した施設
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
大字 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
在府町 | 一部 | 弘前市立朝陽小学校 | 弘前市立第四中学校 |
在府町 | 一部 | 弘前市立桔梗野小学校 |
交通
茂森町、茂森南口((弘前バスターミナル - 相馬・藍内・ロマントピア線)、他)停留所。
関連項目
脚注
参考文献
角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)