土山 實男（つちやま じつお、1950年[1] 6月24日[2] - ）は、日本の国際政治学者。青山学院大学名誉教授、国際安全保障学会顧問[3]。専門は国際政治学、安全保障論。現実主義（リアリズム）を研究対象とする。学位はPh.D.（メリーランド大学カレッジパーク校）。
| 人物情報 | |
|---|---|
| 生誕 | 1950年6月24日（72歳） |
| 出身校 | 青山学院大学（学士） ジョージ・ワシントン大学（M.A.） メリーランド大学（Ph.D.） |
| 学問 | |
| 学派 | 現実主義 |
| 研究分野 | 国際政治学、安全保障論 |
| 学位 | Ph.D.（メリーランド大学） |
青山学院大学副学長[4]、国際安全保障学会会長[5]を歴任。日本国際政治学会、国際安全保障学会、国際法学会、世界国際関係学会（International Studies Association）に所属。
経歴
- 1969年3月 - 福井県立武生高等学校卒業[2]
- 1973年3月 - 青山学院大学法学部公法学科[6]卒業
- 1979年5月 - ジョージ・ワシントン大学大学院修士課程修了（M.A.取得）[2]
- 1984年8月 - メリーランド大学カレッジパーク校大学院国際政治学専攻博士課程修了(Ph.D.取得)[2]
- 1984年10月 - 青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科助手（至1986年3月）[2]
- 1986年4月 - 青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科専任講師（至1988年3月）[2]
- 1988年4月 - 青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科助教授（至1993年3月）[2]
- 1993年4月 - 青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科教授[1]（至2019年3月）[2]
- 2004年 - 青山学院大学国際政治経済学部長[1]（至2008年）
- 2007年 - 同大学副学長（至2011年）[8]
- 2018年 - 国際安全保障学会会長[9]
受賞歴
- 1987年 佐伯賞
著書
単著
- 『安全保障の国際政治学――焦りと傲り』（有斐閣、2004年）
- 『安全保障の国際政治学――焦りと傲り〔第二版〕』（有斐閣、2014年）
共編著
- （永井陽之助）『秩序と混沌――冷戦後の世界』（(人間の科学社)、1993年）
- （西原正）『日米同盟Q&A100――全貌をこの一冊で明らかにする』（亜紀書房、1998年）
- （増田弘）『日米関係キーワード』（有斐閣、2001年）
- （渡辺昭夫）『グローバル・ガヴァナンス――政府なき秩序の模索』（東京大学出版会、2001年）
- Japan in International Politics: the Foreign Policies of an Adaptive State, co-edited with Thomas U. Berger and (Mike M. Mochizuki), (Lynne Rienner, 2007).
- （西原正）『日米同盟再考――知っておきたい100の論点』（亜紀書房、2010年）
訳書
- ジョセフ・S・ナイ『核戦略と倫理』（(同文舘出版)、1988年）
脚注
- ^ a b c AGU News No.22 2004年5月～6月号
- ^ a b c d e f g h i 青山国際政治経済論集 第103号 土山實男教授退任記念号. 青山国際政治経済学会. (2019年11月)
- ^ “国際安全保障学会の概要 - 国際安全保障学会”. is-japan.org. 2018年4月3日閲覧。
- ^ AGU News No.57 2011年6月～7月号
- ^ “国際安全保障学会の概要 - 国際安全保障学会”. is-japan.org. 2018年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e f 土山實男（ツチヤマ ジツオ） 青山学院大学-教員情報
- ^ 『安全保障の国際政治学―焦りと傲り〔第二版〕』著者紹介。
- ^ AGU News No.57 2011年6月～7月号
- ^ “国際安全保障学会の概要 - 国際安全保障学会”. is-japan.org. 2018年4月3日閲覧。
出典
- 公式HP