四ツ小屋(よつごや)は秋田県秋田市にある地域名。郵便番号は010-1417他。四ツ小屋、(四ツ小屋小阿地)、(四ツ小屋末戸松本)で構成される。
概要
1662年(寛文2年)に、四戸(伊藤勘左衛門、伊藤助左衛門、榎左五右衛門、榎藤右衛門)が雄物川北岸に移住開墾したことから「四ツ小屋」と呼称されるようになり、出羽国豊島郡四ツ小屋村の原型ができる。久保田川端五丁目生まれの川村新吉(1720-1775年)が、石見川から水を引き入れ松本新田を開墾、(乾田法)を用い、さらに地続きの小阿地、川添、豊島の一部を開拓、計80町歩を切り拓いた。また、平鹿郡境町村生まれの高橋武左衛門(1740-1819年)が、全私財を投入して400町歩の美田を開墾し、「先農之神」として祀られている。1854年の雄物川岩見川の氾濫により、ヤブレ沼が形成され、現在では釣りのメッカとなっている[3]。1878年には、末戸村と松本新田村が合併して末戸松本村となり、1889年に、四ツ小屋村、小阿地村、末戸松本村三村合併で四ツ小屋村となった。1917年鉄道院四ツ小屋駅が開業し、1954年に浜田村・豊岩村・仁井田村・上北手村・下北手村と共に秋田市に編入となる。域内を奥羽本線、秋田県道9号線61号線が走っている。
施設
- 四ツ小屋駅
- 四ツ小屋幼稚園
- 四ツ小屋簡易郵便局
教育
ギャラリー
四ッ小屋駅
四ツ小屋駅とその周辺
四ッ小屋駅
秋田市立四ツ小屋小学校
廃止となった施設
著名出身者
脚注
外部リンク
- 秋田市