囃子(はやし)は、四拍子(笛、大鼓、小鼓、太鼓)でもって、謡や能をはやしたてること[1]。
謡に舞人なしで四拍子のみを用いるものを番囃子といい、舞う部分に舞人なしで行う番囃子を居囃子という。ある部分に所作や舞いを加えたものを舞囃子という。
囃子にはほかに、祭で使われる祭囃子、寄席や落語において使われる寄席囃子、長唄の舞台にて使われる囃子がある。楽器の構成は能の囃子とは異なるものもある。
ギャラリー
大國魂神社 くらやみ祭(2009年5月3日撮影)
同 お囃子山車(2009年5月3日撮影)
同 お囃子(2009年5月3日撮影)
脚注
注釈
出典
- ^ 『謡曲と能楽通』(通叢書 ; 第32巻) / 横井春野著 (四六書院, 1930)
関連項目
外部リンク
- 『(囃子)』 - コトバンク