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喧嘩番長2 フルスロットル

喧嘩番長2 フルスロットル』(ケンカバンチョウ ツー フルスロットル)は、2007年3月8日スパイクから発売されたPlayStation 2アクションアドベンチャーゲームCEROレーティング12歳以上対象。

喧嘩番長2 フルスロットル
ジャンル ツッパリアクションアドベンチャー
対応機種 PlayStation 2
開発元 ワイズケイ
発売元 スパイク
人数 1人
メディア DVD-ROM1枚
発売日 通常版:2007年3月8日
PlayStation 2 the Best:2008年3月13日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
(テンプレートを表示)

主人公は武田トモヤ(名前変更可)。「狂犬」から「負け犬(ポチ)」に落ちた主人公の成り上がりを目指す物語。前作に引き続きイメージキャラクターには嶋大輔、ナレーションには田中信夫を起用している。

ゲームシステム

「男気」、「メンチビーム」、「啖呵合戦」など、基本的なシステムは前作『喧嘩番長』を継承している。

本作から、RPGなどの経験値と同様のレベルアップシステムとして「漢の器」という新システムが採用された。漢の器を上げることで喧嘩魂というポイントを取得し、そのポイントをステータスに振り分けることでステータスアップができる。また、習得できる喧嘩技は320種類を越え、プレイヤー好みのカスタマイズが可能となっている。ストーリーは大まかに分けて「極東連合編」と「東関狂走連合編」に分かれており、序盤の行動によってどちらに分岐するかが決定される。ストーリー自体もRPG的要素が強い内容となっており、プレイヤーの行動や選択肢などでエンディングも様々に分岐する。その他、隠し要素なども用意されている。

「東関狂走連合編」に分岐すると体力ゲージなどのデザインや戦闘BGMが変わる他、男気が上下する条件が変更される[1]

バイクも搭乗可能になった。前作では各地域に区分けされていたマップが一つのフィールドに統合され、シームレス化を実現。その結果、マップの広さは前作の約5倍と拡大し、要望が強かったバイクの使用が可能となったことでプレイヤーの行動範囲も広がっている。最初から乗れるというわけではなく、鮫島免許センターという免許センターに行き、免許を取得しないとバイクには乗れない。免許取得のためには金が必要。種類は自転車、アメリカン、レプリカ、配達用原付などがある。乗車中は蹴り(バイクに乗りながら)、ウィリー、ドリフト(アクセルターン)、二ケツ(二人乗り)、気合い走りなどもできる。しかし蹴りや、人を轢くなどすると警察に追われ、バイクも壊れる。

ガソリンスタンドはマップ上に複数存在し、1件1件値段が違う。バイクショップも数件マップ上にある。そこでバイクからパーツ、ヘルメットが買える。買ったものは、家のガレージで確認・変更することができる。改造しすぎるとシャバくなって警察も黙ってはいない。

バイクは奪うこともできるがそれも犯罪となる。交通ルールもリアルに再現されており、ルールに反した運転をすればすぐに警察に追われたり男気が下がってしまう為、自由かつ無茶な運転が許されないのも特徴である。例としては、ヘルメット着用義務違反、速度超過、通行禁止違反、消音機不備、整備不良、信号無視などがある。そういった違反も画面中央の下にアイコン表示されている。

また、今作から時間経過の概念が登場した。ゲーム中はイベント中や建物の中に入っている時を除いて時間が流れており、時間帯によってイベントの発生状態や街を歩くNPCが変化したりする。ストーリーも基本的に「○日後に○○のイベントが起こる」といった具合に時間を跨いでイベントが進行する形となる。24時間通して行動が可能だが、深夜にもなれば店や駅も閉まるので行動に制限が掛かる。自宅で寝ると時間を進める事が出来、寝た時間に応じて体力が回復する。

ストーリー

黒真連合との激闘から1年後、田中ヤスオは極東連合の初代総番となっていた。武田トモヤは入学早々その田中ヤスオに1対1での勝負を挑むが敗れ、狂犬から負け犬(ポチ)に成り下がる。それから1年後、2年生になったトモヤは中学時代の親友、如月亮との約束を重圧に感じながら日々が過ぎていく。ある日、東関狂走連合烈火が極東高校に武田トモヤを探しにやってきた。その東関狂走連合烈火の羽柴から中学時代の親友、如月亮の近況を聞く。如月は東関狂走連合の総長となっていた。田中ヤスオ、如月亮という2人の男の間に挟まれるトモヤは、2大勢力の抗争に否応なしに巻き込まれていく。

登場人物

武田 トモヤ(たけだ トモヤ)
- 岸尾大輔
所属:極東高校2年A組 / 身長:178cm / 年齢:17歳
極東高校に通う二年生で中学時代は相方の"二中の悪魔"こと如月亮と共に"二中の狂犬"と呼ばれ向かう所敵なしの強さを誇った。極東高校入学早々に番長である田中ヤスオに勝負を挑むが敗北して以降は"狂犬"から負け犬の"ポチ"に成り下がった。
その後一年は過去の栄光にすがって生きていたが、羽柴との戦いで亮が東関狂走連合のトップに立っていることを知り、亮と交わした中学時代の約束を果たすべく、そして1年前に勝負を挑んだ田中ヤスオを振り向かせるべく成り上がることを目指す。
人物像はルートによって大きく異なり、極東連合ルートではやや軽く慢心しがちな部分はあるものの先輩である他の幹部に深く敬意を払い、新之助などの友を大切にするなど礼儀や友情に篤く正義感が強い性格だが、狂走連合ルートにおいては井上など自分より年齢もキャリアも上の人物に食ってかかる、相手を舐めてかかったり口汚く罵るなど傲岸不遜で粗暴な態度をとり、敵だけでなく組織内の人間(三島など)でも自身に牙を剥いた人間は容赦なく潰す冷酷・残忍な性格となっている。
作中で着替えることはできるが、デフォルトの服装は標準学生服にボンタンといった装いで、髪型は「ツンツンヘアー」と称される逆立てた髪型をしている。
加藤 葉子(かとう ようこ)
声 - 星河舞
所属:極東高校2年B組 / 身長:165cm / 年齢:17歳
武田トモヤの幼稚園からの幼馴染で本作のヒロインの一人。
優しく面倒見のいい性格で友達は多いが地味な外見と強気な性格のせいで男性と付き合ったことがない。眼鏡をはずすと美人であるがそれを知るのはトモヤのみ。幼馴染のトモヤに片思いしているがトモヤの親友である佐伯新之助から片思いされている。黒真高校の番長・吉良勝二がしつこく言い寄っている女性は従姉妹。

極東連合

極東高校

田中 ヤスオ(たなか ヤスオ)
声 - 諏訪部順一
所属:極東高校3年A組 / 身長:178cm / 年齢:18歳
極東高校の番長にして極東連合初代総長。
極東高校に入学して間もなく前番長を倒して番長に登り詰めたといい、同じく入学早々に番長である自分に挑みかかってきたトモヤを軽くあしらった。
前作で見せたクールさは鳴りを潜めた[2]が義理と人情を重んじ、弱きを助け強きを挫く漢気溢れる性格は健在。
前作『喧嘩番長』の主人公で、装いは前作のデフォルトと同じ長ラン・ドカンにリーゼントといったもの。
超必殺技は「漢気」。
佐々木 レイナ(ささき レイナ)
声 - 夏樹リオ
所属:極東高校3年A組 / 身長:163cm / 年齢:18歳
極東高校の女番長、極東連合幹部。虎蝶乱初代総長・佐々木遼子の妹であり田中ヤスオの彼女。
"極東高校の女帝"と呼ばれ、美人で情に厚く喧嘩も強い。
前作『喧嘩番長』にも登場しており、前作とは髪型が異なっている。
超必殺技は「花鳥風月」。
山本 ヒロシ(やまもと ヒロシ)
声 - 古島清孝
所属:極東高校3年C組 / 身長:172cm / 年齢:18歳
極東高校の副番長で極東連合幹部。
"仏のヒロシ"と呼ばれる仲間を大事にする心優しい人格者であり、喧嘩の強さではなくその性格を買われ極東高校の副番長にまで上り詰めた。田中ヤスオとは幼稚園来の親友で誰よりもヤスオのことを理解している。
前作『喧嘩番長』にも登場。
横倉 シンジ(よこくら シンジ)
声 - 羽柴秀矢
所属:極東高校2年B組 / 身長:167cm / 年齢:17歳
極東高校の番長・田中ヤスオの舎弟で入学早々、ヤスオに土下座しながら舎弟入りを懇願し舎弟となった。主に情報収集を行っている。
同級生であるトモヤとは友人である。
前作『喧嘩番長』にも登場。
佐伯 新之助(さえき しんのすけ)
声 - 近藤孝行
所属:極東高校2年B組 / 身長:172cm / 年齢:17歳
武田トモヤの親友。
極東高校一年生の頃にトモヤと知り合い現在では親友と呼べる間柄にある。見た目のクールさとは裏腹にかなりの熱血漢で親友であるトモヤが道を外すようなことがあれば自らの拳を以て止めようとする。トモヤの幼馴染である加藤葉子に片思いしている。物語途中で極東連合に加入する。
喧嘩はあまり強くない[3]が、亮の姿を見るや早期に抗争を終わらせようと挑み掛かるなど威勢のいい一面も持つ。

島村高校

かつて大竹が番を張っていた高校。現在は山田が番を張っている。制服は青の学ラン。

山田 郁夫(やまだ くにお)
声 - 幸田昌明
所属:島村高校3年B組 / 身長:175cm / 年齢:18歳
島村高校番長、極東連合副総長。
その風貌から同じ極東連合の幹部からは"ゴリ男"、レイナからは"ゴリ"、ヒロシからは“ゴリちゃん”と呼ばれ、烈火の三島や羽柴からは"ゴリラ"、舎弟からは"山さん"と呼ばれている。人間離れした怪力を誇る猛者であると同時に仲間思いの一面も見せる。
今作では序盤に東関狂走連合傘下の烈火に倒され、極東連合と東関狂走連合の大規模抗争の幕開けとなった。
両方のルートに共通して電話で呼び出したり直接喧嘩をすることはできない。極東連合ルートでは最終決戦前に退院はするが、決戦に参戦することはできない。
前作『喧嘩番長』では島村高校副番長として登場。

陣場高校

かつて蜂屋茂が番長を務めた高校。現在は今井兄弟が番を張っている。制服は紺色のブレザー。

今井 陽一(いまい よういち)
声 - (北大輔)
所属:陣場高校3年A組 / 身長:168cm / 年齢:18歳
陣場高校番長。極東連合幹部。今井陽二の双子の兄。
前作『喧嘩番長』では陣場高校副番長として登場。前作とは髪型が異なっている。
今井 陽二(いまい ようじ)
所属:陣場高校3年A組 / 身長:168cm / 年齢:18歳
陣場高校番長。極東連合幹部。今井陽一の双子の弟。
前作『喧嘩番長』では陣場高校副番長として登場。

房曾工業高校

名前を聞いただけで地元の人間が震え上がるほどの超不良高校。かつて極東戦争では黒真連合に所属していた。制服は灰色の学ラン。

菊永 洋平(きくなが ようへい)
所属:房曾工業高校3年A組 / 身長:183cm / 年齢:19歳
声 - 津田健次郎
房曾工業高校番長。極東連合幹部。レイナには「菊ッチ」、ヒトミや陽一には「菊ちゃん」と呼ばれる。
房曾工業の絶対的番長であり、実力的に言えば極東連合のNo.2[4]
極東戦争では黒真四天王のNo.4として田中ヤスオと闘い敗れ仲間の大切さを学んだ[5]。その騒動で無期限停学を受け出席日数が足りなく留年し二度目の高校3年生をしている。ヤスオとは表面上はいまだ衝突を繰り返し張り合ってはいるがお互いを認め合う親友同士である。初対面の相手からは"おっさん"と呼ばれる。かつては武田トモヤと同じ"狂犬"と呼ばれていた。肉食主義者で野菜は食べない。
極東ルートのあるエンディングでは再び留年し三度目の高校3年生をすることになった模様。
自称「スケールのでかい男」。言動は常に自信満々で、藤村ほどの猛者に対しても「強いっつってもこの俺様ほどじゃあねえだろうが」と発言し全く動揺する気配を見せないなど自らの喧嘩の実力には壮大な自信を持っている。
木村や加納とは仲が良く、エンディングや要所要所で一緒にいることが多い。
前作『喧嘩番長』では房曾工業高校番長、黒真四天王No.4として登場。
超必殺技は「破壊の狂拳」。

武心女子高校

かつて飯島靖子がスケバンを務めていた学校で、極東線沿線では数少ない女子校である。

村上 ヒトミ(むらかみ ヒトミ)
声 - 萩原えみこ
所属:武心女子高校2年C組 / 身長:158cm / 年齢:17歳
武心大付属女子高校女番長。極東連合幹部。本作のヒロインの一人。
体は小さく、3年生の多い極東連合幹部の中では年少者ではあるが、年上の菊永に物怖じせず制止できる度胸の持ち主。
中学時代に憧れた先輩である佐々木レイナを真似、スケバンの道に入る。前番長でありレイナとは親友兼恋のライバルであった武心女子最強の元番長・飯島靖子の御墨付き。
ピンク色のスカジャンを着ている。
超必殺技は「乙女の祈り」。

洸立館高校

かつて芝原勲、チャーリー・アライが統治していた高校で、極東戦争では黒真連合の門番的存在であった。制服は緑色のブレザー。

加納 博信(かのう ひろのぶ)
声 - 喜山茂雄
所属:洸立館高校3年B組 / 身長:172cm / 年齢:18歳
洸立館高校番長。極東連合幹部。
色黒で筋肉質な体格と太い眉毛が特徴的で、髪型は金髪のオールバックで、タンクトップに緑のスケーターといった装い。
前作に登場した芝原、アライの舎弟で、2人から力を認められ番長になった。
自らのボスであった2人が認めたヤスオのことを尊敬し、忠誠を誓っている。
キューピー及び阿佐見三兄弟や黒山愚連隊について詳しく知っているなど、シンジや千葉ほどではないが敵である狂走連合の情報に詳しい一面もある。
また、木村・菊永とは仲が良さそうな様子が描かれており、特に木村のことは誰よりも買っていたらしく、彼が田城や阿佐見に弱みを握られ仲間を売った際は誰よりも憤っていた。
超必殺技は「愛と怒りの豪拳」。

國志摩高校

制服は赤黒い学ラン。偏差値が高く、千葉曰くかつては「お坊ちゃんが通う学校」だったらしい。極東戦争時には蛇の石田と呼ばれた石田哲平が番長を務め、黒真連合の知能犯として恐れられていた。

木村 武士(きむら たけし)
声 - 遠近孝一
所属:國志摩高校2年A組 / 身長:170cm / 年齢:17歳
國志摩高校番長。極東連合幹部。
ナレーションで「イケメン番長」と説明されるなど容姿は端麗なようで、黒いサテンのカッターシャツに赤黒いボンタンといった装いで髪型は黒髪のポニーテール。
番長が不在だったところをまとめ上げた腕を評価され極東連合に加えられる。九州出身で、ヤスオの中学時代の後輩でもある。
弟がおり、その弟が日向の高級車にバイクで追突してしまったことにより、両方のルートで後半に狂走連合から弱みを握られ謀略に利用されてしまう。
菊永、加納とは仲が良く、集会では遊びのような掛け合いを見せ、エンディングではレストランで談笑しているなど行動を共にすることが多い。
超必殺技は「星屑の地雷」。

東関狂走連合

暗黒騎士団

特攻服の色は白。

如月 亮(きさらぎ りょう)
声 - 浪川大輔
東関狂走連合会長。暗黒騎士団総長。元・二中の悪魔。
腕っ節だけでなく統率力も半端なものではないと噂される。
二中時代は異名とは裏腹に心優しい性格だったが、東関狂走連合を組織した今は育ての親であった叔父・長谷川幸之助の死や叔父を死に追いやった竜心会への復讐心によって冷酷な性格に変貌している。極東連合編と、東関狂走連合編でもトモヤが極東連合に寝返った際には、その後の進退は不明であったが、狂走連合編でトモヤが仲間であり続けた際に、ついに極東全域を制圧し叔父を死に追いやった日向・畑中に復讐を完遂する。
また現在は白髪であるが、回想では茶髪。
超必殺技は「国士無双」。
塚田 安富(つかだ やすとみ)
暗黒騎士団親衛隊。
亮のためとあらば命を張れるほどの度胸と忠誠心を持つ。亮がトモヤに倒された際、しっぽを撒いて逃げる構成員たちの中で袴田と二人だけが残っている。
超必殺技は「風林火山」。
袴田 毅(はかまだ つよし)
暗黒騎士団親衛隊。
普段は無口だが冷徹かつ凶暴な男であり、人質にとった葉子にナイフを突きつけて極東連合を脅すなど手段も選ばない。
塚田と同じく亮のためならば命を張れるほどの度胸を持ち、トモヤに倒され、亮の居場所を聞かれた際にも何回殴られても最後まで情報を吐くことはなかった。
超必殺技は「千本槍」。
田城 昌之(たしろ まさゆき)
声 - 山岸功
東関狂走連合幹部。大口は叩くが喧嘩は弱く、性格は陰険で卑劣で粘着質。
悪知恵は今作も健在であり、両方のルートで木村の弱みを握って極東連合を同士討ちさせようと企む、連合を抜けた井上と黒澤のバイクに細工を施して事故を引き起こす、女を人質にとるなど前作にも勝る卑劣な手口を使う。
狂走連合の後ろ盾である竜心会とも裏で繋がりのある人物。
前作で「極東戦争」を企てた張本人で、一度ヤスオに叩きのめされたことを逆恨みしている。
狂走連合ルートではトモヤの強さと冷酷さ、狂気を気に入って目をつけるが、成り上がり度が高い場合の最終戦では日向・畑中と共にトモヤと亮を潰しにかかる。
斉藤(さいとう)
暗黒騎士団所属。東関狂走連合編で如月亮が武田トモヤにつけた選りすぐりの三人の一人。
去年、仙台から引っ越して来た。拳法を10年ほど学び、皆から愛されるキャラクターを目指している。語尾に「~的な」を付けることが多い。
水口(みずぐち)
暗黒騎士団所属。東関狂走連合編で如月亮が武田トモヤにつけた選りすぐりの三人の一人。
「逆に」、「〜系」が口癖。腰痛持ち。
奥村(おくむら)
暗黒騎士団所属。東関狂走連合編で如月亮が武田トモヤにつけた選りすぐりの三人の一人。電話口での会話は至って普通なものだが、独り言が多く「皆殺し」、「神降臨」などと口走るなど発言が狂気じみている。

烈火

特攻服の色は赤。極東連合ルートに進んだ場合、最初に戦う事になるチーム。

三島 晴喜(みしま はるき)
声 - 遠近孝一
東関狂走連合・烈火頭領。
田城の後輩であり、彼と同じく喧嘩は弱いが陰険で粘着質な性格。
亮の命令もなしに動いたりなどするため、羽柴とともに制裁を受けたり、チームの中で軽んじられたりしている。
狂走連合ルートに進んだ場合、最初は疎ましく思うぐらいだったが、次第に立場が危うくなると感じるようになりトモヤを連合から追い出そうと勝負を仕掛けてくる。
バイクレースでも喧嘩にも負けて許しを乞うが、その一部始終を見ていた亮からも失望され連合から追放される。
羽柴 慶造(はしば けいぞう)
東関狂走連合・烈火副総長。
トモヤ、亮と因縁のあった四中の出身。

羅兎怒

特攻服の色は紫。東関狂走連合の台頭まで最強を誇った暴走族チームであり、連合の傘下となった今も依然最強クラスに変わりはない。連合傘下に加わってからは本部と武蔵山支部に分割されている。

井上 隆文(いのうえ たかふみ)
声 - 近藤孝行
東関狂走連合・羅兎怒第十六代総長。金髪のリーゼントが特徴的。
東関狂走連合出現前には最強と名高かった羅兎怒の総長だけあって喧嘩の実力も高く、人望も非常に厚い。
現在は古宿を拠点とし、羅兎怒の本隊を仕切っている。
武蔵山支部の支部長・黒澤とは親友。
連合の現在の方針に疑問を抱いている。
極東連合ルートで直接戦闘することはできないが、狂走連合ルートにおいては終盤で葉子を拉致するか否かの選択で戦闘もしくは共闘ができる[6]
超必殺技は「猪突猛進」。
羅兎怒武蔵山支部
黒澤 琢巳(くろさわ たくみ)
声 - 今村卓博
東関狂走連合・羅兎怒武蔵山支部長。井上の親友でもある。
連合の中でもその実力を高く評価されている。
長髪にバンダナを巻き、腹にはさらしを巻いたラフな出で立ちに眉が太く顎ががっしりとした精悍かつ厳つい風貌をしており、その風貌が示す通り性格は男気に溢れ、義侠心が強い。
井上と同じく連合に疑問を抱いているが、羅兎怒の歴史に自分たちの代で幕を下ろす気にはなれないでいた。
羅兎怒解散時、亮に報告に向かった際、お咎めなしと見せかけて、バイクのブレーキを細工され井上ともども事故を起こしてしまう。井上は復帰したが、その井上曰く黒澤は「もう動けない」状態である。
超必殺技は「猪突猛進」。

虎蝶乱

特攻服の色はピンク。かつてレイナの姉である佐々木遼子が率いていたレディースチーム。

水無月 明日香(みなづき あすか)
声 - 大浦冬華
所属:東関狂走連合・虎蝶乱 / 身長:163cm / 年齢:17歳
東関狂走連合・虎蝶乱第二代総長。その実力は初代総長である遼子以上の武闘派と名高い。
父親に家庭内暴力を受けており、それを理由に「男には負けない」とツッパっている。
東関狂走連合幹部に名を連ねてはいるが、倒れた新之助になおも蹴り入れるトモヤを制止する、井上や黒澤の離反した理由に後に共感を示す、トモヤが幼馴染であり抗争とは無関係の葉子を拉致した際には怒りを露わにする[7]など、彼女自身は田城や三島や阿佐見のような根っからの悪人ではなく根は善良な少女の一面も持つ[8]
会長である亮を信じて連合に従ってきたが、恋愛イベントを進めていくと徐々に心境を変化させて連合の方針に疑問を抱き始め、連合で名を上げるにつれて冷酷になっていくトモヤを心配するようになる。
超必殺技は「百花繚乱」。
狂走連合ルート側のヒロインになる。

キューピー

特攻服の色は青。

阿佐見 光三(あさみ こうぞう)
声 - 諏訪部順一
東関狂走連合・キューピー初代総長。銀髪のリーゼントパーマにしゃくれ顎が特徴。
阿佐見鉄也の弟で阿佐見三兄弟の末弟。長兄・鉄也の引退後、東関で大暴れしていたところを亮に引き抜かれた。
腕っぷしと狂乱ぶりは兄以上とも言われており、長年兄と比較されてきたことに不満を持っている。
大将であるヤスオの首を狙う[9]など野心家な一面も持ち、狂走連合ルートではヤスオの首を巡ってトモヤと対立し一触即発の事態にまでなった[10]
卑劣な性格で田城とは両方のルートで共謀しており、彼と共に木村の弱みを握り、謀略に利用した。
超必殺技は「一刀両断」。

黒山愚連隊

特攻服の色は黒。兵隊は少ないが実力のある猛者たちの集団と恐れられている。

藤村 将人(ふじむら まさと)
声 - 松岡大介
東関狂走連合・黒山愚連隊総長。
タイマンでは負け知らずで200戦無敗と噂されている。
加納によると黒山愚連隊が動員して負けた喧嘩はないと言われ、連合にとっては最終兵器的な存在である。
超必殺技は「国崩」。

その他

千葉 良夫(ちば よしお)
極東線沿線の情報屋。
前作では決まった場所に立っていて、話しかけることにより情報を教えてもらうことができたが、時代が進化したことによりメールで情報を教えてくれる。
斉藤 直美(さいとう なおみ)
声:佐々木瑶子
本作のヒロイン候補のひとり。
極東高校の教師で、トモヤのクラスの担任。通称は「斉藤ちゃん」。担当教科は国語。 31歳。
数々の有名大学合格者を育てあげた実績を買われて今年度から極東高校に配属されたエリート教師。
臙脂色のジャケットにタイトスカート、眼鏡といった装いで、厳格でキツい性格のため、生徒たちからの評判はあまり良くない。
特に不良生徒の中には彼女に恨みを持つ者もおり、極東連合編と狂走連合編のどちらに進むかを決めるストーリー分岐イベントでは「不良生徒に囲まれた彼女を助けるか否か」[11]というものが存在する。
サブシナリオでヒロインとして攻略することはできるものの、教師と生徒の関係ゆえか恋愛にまで発展することはなく、葉子やヒトミや明日香とは異なりフルボイスのムービーがあるイベントは存在しない。
日向 誠(ひゅうが まこと)
声 - 武虎
極東線沿線の暴力団・竜心会の若頭。23歳。
狂走連合の後ろ盾のような存在で、上納金を納めさせている。顔に大きな傷がある。亮の叔父を借金で追い詰めて死に追いやり、彼を冷酷な男に変貌させた張本人。
狂走連合ルートで成り上がり度が高い場合ラストボスとして登場する。
超必殺技は「終焉の宴」。
畑中 金太(はたなか きんた)
日向の舎弟。19歳。大柄で小太りの体格で眉間や額に何本もの縦じわが深く刻み込まれている。
田代や亮に対し脅すように日向からの伝言や命令を伝える。
傷害罪で服役していたが、出所後に強さを買われて舎弟になる。
吉良 勝二(きら しょうじ)
黒真高校番長。
特定の条件を満たすことで戦うことができる隠しボス、
久美子という女性に惚れて言い寄っており、絶えずメールを送っているが相手にはされていないらしく、携帯を確認しては「だぁ…」と落胆している。
前作に登場した本山、岩谷が建てた誓いを守るため中立の姿勢を貫いている。
嶋 大輔(しま だいすけ)
声 - 嶋大輔
伝説の番長。浜辺で景色を眺めている。今作の隠しボスの一人。
大山田 影照(おおやまだ かげてる)
前作の隠しボスで、極東高校の卒業生。
チュートリアルを担当している他、道場を営んでおり、トモヤに技を伝授する。
夕方になると道場の周りを散歩していて戦うことも可能。
今作でも隠しボスのような存在。
長谷川 幸之助(はせがわ こうのすけ)
作中ではすでに故人であり、回想シーンでのみ登場する。
亮の叔父であり育ての親。亮からは「おっちゃん」と呼ばれる。
借金で竜心会に追い込みをかけられ自殺してしまう。
亮が現在の冷酷な性格になったことには彼の死が大きく関わっている。

実写版

脚注

  1. ^ 例えば、一般人や戦意のない不良が落とした金を拾ったり街中の物を壊したりしても男気が下がらなくなる、武器を使うと男気が上がる、バイク搭乗時にヘルメットを着用すると男気が下がるなど。
  2. ^ 山田が烈火に倒された際、一人で敵討ちに向かおうとしたなど。
  3. ^ 烈火の兵隊及び羽柴や三島程度ならさほど苦戦せず倒せる程度の実力はある。
  4. ^ 作中のナレーションによる。
  5. ^ 狂走ルートでの戦闘後、ムービー中でヤスオたちや房曾工業の舎弟たちを「最高の仲間たち」、「俺様が一番大切にしているもの」と語っている。
  6. ^ 拉致を実行した場合はタイマンでの戦闘になり、実行しなかった場合は田城・藤村を相手に東関ドーム前での共闘になる。
  7. ^ トモヤが拉致をやめ狂走連合に反旗を翻した際には「人間の心を取り戻してくれた」と安心し心からの喜びを見せた。
  8. ^ 狂走連合ルートでのみこれらの一面を確認できる。
  9. ^ 極東連合ルートでは國志摩を選んだ場合は戦闘描写なく撃破されており、狂走連合ルートではヤスオと対峙するも敗北したところのみが描写されいずれにしても敗北している。一方でトモヤと戦うことができるのは極東連合ルートで洸立館を選択した場合のみ。
  10. ^ 亮に止められ喧嘩にまでは発展しなかった。
  11. ^ 「助ける」を選べばトモヤが不良たちを倒して斉藤を助け、「助けない」を選べばトモヤも不良たちに加担し斉藤を袋叩きにする。なお、この時「助けない」を選択しても極東連合編に進んでいれば斉藤とのイベントを進めることはできる。

関連項目

外部リンク

ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。