株式会社善都(ぜんと、英: ZENT corporation)は、愛知県豊田市に本社を置くパチンコホールのチェーン事業を行う企業。
株式会社善都本社(豊田市若宮町7-1-11) ZENT豊田本店(豊田市若林西町北長根13-12) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒471-0026 愛知県豊田市若宮町7-1-11 北緯35度5分21.1秒 東経137度9分16.2秒 / 北緯35.089194度 東経137.154500度座標: 北緯35度5分21.1秒 東経137度9分16.2秒 / 北緯35.089194度 東経137.154500度 |
設立 | 1987年2月 (創業:1971年11月) |
業種 | (サービス業) |
法人番号 | 2180301018787 |
事業内容 | 遊技場の経営 不動産開発事業 |
代表者 | 代表取締役社長 都筑晶裕 |
資本金 | 5,000万円 |
売上高 | 1146億4200万円 (2020年12月31日時点)[1] |
営業利益 | 4億5300万円 (2020年12月31日時点)[1] |
経常利益 | 3億0400万円 (2020年12月31日時点)[1] |
純利益 | 3億4400万円 (2020年12月31日時点)[1] |
純資産 | 330億7800万円 (2020年12月31日時点)[1] |
総資産 | 576億8800万円 (2020年12月31日時点)[1] |
従業員数 | 1,014名 (アルバイト含む) |
支店舗数 | 24店舗 |
関係する人物 | (都筑順雄)、都筑晶裕 |
外部リンク | https://www.zent.co.jp/ |
概要
1971年11月に創業、1987年2月に法人化。長らく愛知県内のみで店舗を展開していたが、2007年から岐阜県にも出店している。
元々は「Apan777(エーパンスリーセブン)」の店舗名だったが、後に「ZENT(ゼント)」での出店を開始。2001年に店舗名を「ZENT」に統一。
北関東で同名のパチンコホールを展開している平成興業(1989年2月設立)と資本関係はない。なお「ZENT」の商標は善都が保有している[注 1]。
店舗
愛知県
- 豊田本店
- 小坂店
- 梅坪店
- 吉原店
- 大清水店
- 下市場店
- 若林店
- 上地店
- 岡崎インター店
- 豊橋藤沢店
- 猪高店
- 名古屋北店
- 原店
- 長久手店
- 和合ヶ丘店
- 住吉店
- 稲沢店
- 木曽川店
- 扶桑店
岐阜県
- 坂祝店
- 可児店
- 多治見店
- 市ノ坪店
- 各務原店
イメージキャラクター
モータースポーツ
モータースポーツへの支援に積極的な企業としても知られている。
1991年のシーズン終盤にF1ドライバーのベルトラン・ガショーのパーソナルスポンサーとなったのが始まりである。その年の最終戦にガショーがラルースチームからスポット参戦したのに伴い、チームのスポンサーにもなった。以降ラルースを皮切りに同じくF1のティレルやル・マン24時間レースに参戦したトヨタ・チーム・ヨーロッパ、JTCCのトムスなどのスポンサーを務めた。
2005年からはSUPER GT・GT500クラスに参戦するチームセルモのメインスポンサーとなっている。この他に、2010年と2011年はGT300クラスのTEAM SAMURAI、2012年と2013年はGT300クラスの一ツ山レーシングのスポンサーとなり、善都の専務である都筑晶裕が両チームでレギュラードライバーを務め、社長の都筑善雄が両チームで1戦ずつスポット参戦している。
2012年よりル・マン24時間レース及びFIA 世界耐久選手権に参戦するトヨタ・レーシングのスポンサーも務めている。
レースクイーン「ZENT sweeties」
全日本GT選手権時代には山田美穂[注 2](2002年 - 2003年)、永野さおり(2002年)、諸岡愛美(2003年)、(加藤晶子)(2004年)がZENTのレースクイーンを務めていたが、SUPER GTになった2005年以降は毎年4 - 6名の体制となり、そのユニット名として「ZENT sweeties(ゼントスイーティーズ)」という名称が付けられている。
SUPER GTイメージガールやA-class同様、プラチナムプロダクション所属者の選出が多かったが、2016年の小林レイミから2022年に黒木麗奈とナタリア聖奈が起用されるまで6年間途絶えていた[3]。また2年以上選ばれる人も多く、遠野千夏は歴代最長の4年間務めた。
「ZENT sweeties」のプロデュースは、ZENTの経営者一族の会社であるティースタイル株式会社(メンバーズクラブ運営、労働者派遣、カフェ運営などの事業をしている)が行っており、関連会社のティースタイルマネージメント[注 3]所属者の起用が近年目立ってきている。
年度 | メンバー | 備考 |
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2005年 | 片瀬まひろ 山崎みどり (長谷川優子) 寺本祐香里 秋山まい 則島奈々美 | |
2006年 | 片瀬まひろ 山崎みどり (古谷香織) 村岡沙耶香 志摩夕里加 | |
2007年 | 山崎みどり 村岡沙耶香 大矢真夕 古澤恵 山内智恵 森田香央里 | |
2008年 | 森田香央里 大矢真夕 古崎瞳 (飯田順子) | |
2009年 | 大矢真夕 飯田順子 遠野千夏 南香織 | |
2010年 | 遠野千夏 天野由加里 木村好珠 佐竹茉里奈 花井瑠美 成島桃香 | 平成生まれのメンバー(佐竹・木村)が選ばれた初めての年。 木村は同年に日テレジェニックに選ばれている。 |
2011年 | 山崎麻衣 (鳥飼ゆかり) 前田真麻 片瀬友梨耶 花井瑠美 角田香澄 遠野千夏 | 当初は続投者なしの4人編成として発表されたが[4]、その後角田と花井が加入。 さらに同年7月には前年限りで卒業していた遠野が復帰し[5]過去最多の7人編成となった。 鳥飼は所属事務所の方針により、チーム主催の撮影会は水着NGで行っていた。 |
2012年 | 遠野千夏 前田真麻 橋本雪乃 久保エイミー 岡咲翔子 柏木美里 | 当初は5人編成として発表されたが、後に柏木が追加され6人に増員[6]。 この年ミスFLASHのグランプリにも選ばれた遠野は歴代最長の4年連続参加となった。 |
2013年 | 水谷望愛 千葉悠凪 加藤桃子 おのののか (松川愛) 神谷まりな | |
2014年 | 千葉悠凪 吉浦遥 有馬綾香 小嶋千尋 | メンバー全員が1980年代生まれとなったのはこの年が最後である。 |
2015年 | 有馬綾香 神谷まりな 早瀬あや 太田麻美 | 有馬が2年連続、神谷が2年ぶりに復帰した一方、 9年連続で起用されていたプラチナムプロダクションが落選。 代わりにワイエムエヌ所属の太田[注 4]がレースクイーンデビューとなった。 有馬は昭和生まれ[注 5]最後のsweetiesメンバーである。 |
2016年 | 早瀬あや 田中梨乃 岩瀬香奈 犬塚志乃 山口真季 小林レイミ | 当初は5人でのお披露目だったが[7]、 その後プラチナム所属の小林が追加された結果[8]、 初めてメンバー全員が平成生まれ&1990年代生まれとなった。 |
2017年 | 藤木由貴 丸山帆成美 佐藤衣里子 (朝倉恵理子) 川上恵里佳 | 最初は4人がヒントで発表されていたが、 メンバー発表会当日に新人の川上が追加されて11年ぶりの5人体制に。 佐藤はワンエイトプロモーション所属者としては初のsweetiesメンバーとなった。 |
2018年 | 藤木由貴 川村那月 チャナナ沙梨奈 大柳麻友 | 3年ぶりの4人編成。 川村は決定直後に芸名を「川村直央」から改名した[9]。 |
2019年 | 川村那月 チャナナ沙梨奈 福江ななか (南まりあ) 芹沢まりな (澤田実架) | この年はInstagramでメンバーを順番に発表し、 東京での発表会当日に澤田が追加され3年ぶりの6人編成となった[10]。 澤田は2000年代生まれ[注 6]としては初のsweetiesメンバーとなる。 |
2020年 | 今井みどり 高橋菜生 (桜田莉奈) 藤永妃央、美月 | 3年ぶりの総入れ替え・5人体制に[11]。 |
2021年 | 亀澤杏奈 藤井マリー 高橋菜生 小湊美月 松田蘭 | この年はSHOWROOMで行われたオーディションで亀澤と藤井を選出[12]。 その後残りの3人を発表し前年同様の5人体制となった[13]。 美月は継続発表後に「小湊美月」と名義を改めた[14]。 |
2022年 | 亀澤杏菜 藤井マリー 松田蘭 花乃衣美優 黒木麗奈 (ナタリア聖奈) | 3年ぶりの6人編成[3]。 亀澤は続投を機に杏奈を「杏菜」に改めた[15]。 ナタリアは21世紀生まれ[注 7]初のsweetiesメンバーで、 亀澤[注 8]との年齢差は11年5か月と、歴代で最も大きい。 |
2023年 | 松田蘭 黒木麗奈 相沢菜々子 (佐々木美乃里) (寺地みのり) (下光リコ) | この年はSNSでメンバーを一人ずつ発表した後、 同年4月1日の撮影会で5人体制としてお披露目を行ったが[16]、 開幕戦当日[注 9]に下光が追加メンバーとして加入し前年同様の6人体制を維持した[17]。 |
受賞歴
賞 | 年度 | 受賞者 |
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レースクイーン・オブ・ザ・イヤー | '07-'08 | 山崎みどり[18] |
'08-'09 | 大矢真夕[19] | |
'14-'15 | 早瀬あや[20] | |
'22-'23 | 藤井マリー[21] | |
日本レースクイーン大賞 | 2015 | 新人グランプリ:早瀬あや[22] |
2019 [23][24] | グランプリ:川村那月 コスチュームグランプリ:ZENT sweeties 2019 新人部門準グランプリ:澤田実架 | |
2021 | クリッカー賞:藤井マリー[25] | |
2022 | 大賞&Adam賞:藤井マリー[26] | |
サンケイスポーツ レースクイーンAWARD | 2019 | グランプリ:川村那月[27] |
藤木由貴
(2017 - 2018年)チャナナ沙梨奈
(2018 - 2019年)川村那月
(2018 - 2019年)
関連会社
- 株式会社喜翔(遊技場の経営、保険代理店業務)
脚注
注釈
- ^ 日本第3032666号、第3100283号、第3142617号等(特許情報プラットフォーム)
- ^ 声優の山田美穂(現:山田みほ)とは別人。
- ^ ビーチウォーカーズ・マネージメントグループ系列でもある。
- ^ 後にアイズに移籍。
- ^ 1988年(昭和63年)6月23日生。
- ^ 2000年(平成12年)1月22日生。
- ^ 2003年(平成15年)3月15日生。
- ^ 1991年(平成3年)10月5日生。
- ^ 『2023 AUTOBACS SUPER GT Rd.1』2023年4月15日 - 16日、岡山国際サーキット
出典
- ^ a b c d e f 株式会社善都 第34期決算公告
- ^ 『豊岡商事㈱から吸収分割により事業承継しました豊田市内の3店舗が営業開始』(プレスリリース)ZENT、2019年2月16日2019年12月17日閲覧。 。
- ^ a b “【RQ決定情報2022】人気ユニットZENTsweeties2022年メンバー発表。大注目のラインアップに”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2022年3月3日). 2022年3月3日閲覧。
- ^ “ZENT sweeties 2011です!”. ZENT sweetiesオフィシャルブログ. CyberAgent (2011年2月21日). 2021年12月15日閲覧。
- ^ “メンバーが増えました〜!”. ZENT sweetiesオフィシャルブログ. CyberAgent (2011年7月13日). 2015年3月18日閲覧。
- ^ 柏木美里 (2012年3月13日). “発表します!”. オフィシャルブログ「柏木美里物語」. CyberAgent. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “ZENT sweeties2016メンバー発表!”. ZENT sweetiesオフィシャルブログ. CyberAgent (2016年3月14日). 2021年12月15日閲覧。
- ^ 矢沢隆則 (2016年3月22日). “2016年「ZENT sweeties」メンバー&コスはこれだ!”. レースクイーン. All About. 2016年3月22日閲覧。
- ^ “改名”. 川村那月オフィシャルブログ. CyberAgent (2018年3月17日). 2018年4月11日閲覧。
- ^ “人気レースクイーンユニットZENT sweetiesがお披露目。新コスチュームはファッショナブルなデザインに”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2019年4月8日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “人気のZENT sweeties発表。2020年はメンバーを入れ替え5人体制に”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄. (2020年3月9日)2020年6月14日閲覧。
- ^ “ZENT sweeties 2021オーディション【SHOWROOM選考】”. SHOWROOM (2021年2月24日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ “【RQニュース】ZENT sweetiesが2021年の新コスチュームをお披露目”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2021年3月30日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ 小湊美月 [@mizuki_harapeko] (2021年3月27日). "そして、皆様にご報告を。今シーズンから名前を"小湊美月"に改名することになりました!" (ツイート). Twitterより2021年3月30日閲覧。
- ^ 亀澤杏菜 [@anchiy1005] (2022年3月2日). "〜ZENTsweeties2022の発表と共にお知らせです〜 お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが…、この度『亀澤杏奈』から『亀澤杏菜』へ改名を致しました!" (ツイート). Twitterより2022年3月3日閲覧。
- ^ “【RQ決定情報2023】人気レースクイーンユニット「ZENT sweeties」がお披露目”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2023年4月2日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ 相沢菜々子 (2023年4月23日). “ZENT sweeties 2023お披露目会”. オフィシャルブログ「相沢菜日々」. CyberAgent. 2023年5月8日閲覧。 “今年のZENT sweetiesはここに下光リコちゃんを加えた六人体制になります!♥”
- ^ “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー 06-07 山崎みどりさんが授賞”. Response.. 株式会社イード (2007年3月7日). 2020年1月25日閲覧。
- ^ “レースクイーンNo.1は「くびれが自慢」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2009年3月20日) 2020年1月25日閲覧。
- ^ “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー:山形県の早瀬あやさんが頂点に”. MANTANWEB (株式会社MANTAN). (2015年11月9日) 2020年1月25日閲覧。
- ^ “レースクイーン・オブ・ザ・イヤー22-23を“最強くびれ”の藤井マリーさんが受賞”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2023年3月23日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ 北村篤裕 (2015年7月13日). “No.1新人レースクイーンの栄冠は誰の手に!?「日本レースクイーン大賞2015 新人部門」写真ルポ”. 日刊SPA!. 扶桑社. 2020年1月25日閲覧。
- ^ “GOODRIDE日本レースクイーン大賞2019・グランプリは「川村那月さん」に決定!【東京オートサロン2020】”. クリッカー. 株式会社三栄 (2020年1月12日). 2020年1月25日閲覧。
- ^ “夢のグランプリ”. 川村那月オフィシャルブログ. CyberAgent (2020年1月16日). 2020年1月25日閲覧。
- ^ “東京オートサロン2022で日本レースクイーン大賞2021のの表彰式開催。グランプリは川瀬もえさん”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2022年1月15日). 2022年1月19日閲覧。
- ^ “名取くるみさんが日本レースクイーン大賞2022グランプリに輝く。東京オートサロン2023で表彰式が開催”. AUTOSPORT web. 株式会社三栄 (2023年1月14日). 2023年5月8日閲覧。
- ^ “「サンケイスポーツ レースクイーンAWARD2019」開催への道のり”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2019年10月6日) 2020年1月25日閲覧。