唐橋 在正（からはし ありさだ、 1852年12月13日（嘉永5年11月3日[1]）- 1932年（昭和7年）4月4日[1][2]）は、明治から昭和初期の政治家、華族。(貴族院子爵議員)。
経歴
山城国京都で式部大輔・(唐橋在光)の二男として生まれる[1][3][4]。義兄(唐橋在綱)の死去に伴い、1886年（明治19年）11月17日、子爵を襲爵した[1][5]。
慶応元年10月28日（1865年12月15日）元服して昇殿を許され文章得業生に補された[6]。1872年（明治5年）アメリカ合衆国に留学[2][3][4][7]。帰国後、1875年（明治8年）5月10日、茨城県十四等出仕となる[2][6][7]。
1890年（明治23年）7月10月、貴族院子爵議員に選出され、研究会に所属して活動し、1925年（大正14年）7月10日まで在任した[2]。その他、英照皇太后御葬祭斎官、大喪使祭官、御歌所参候などを務めた[2][4][7]。
栄典
親族
脚注
参考文献
- 『唐橋家譜』1875年。東京大学史料編纂所所蔵。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。
- 上田正昭他『日本人名大辞典』講談社、2001年。
- 『新訂増補 海を越えた日本人名事典』日外アソシエーツ、2005年。