名塚町(なづかちょう)は、愛知県名古屋市西区にある地名。現行行政地名は名塚町1丁目から名塚町5丁目と、庄内川河川敷などに8つの字が残る。また、西春日井郡名塚村もあわせて記述する。
地理
西区の中央部に位置する。
河川
字一覧
西春日井郡名塚村当時のもので、配列・読みは『なごやの町名』910頁による[4]。また、太字のものは西区名塚町に現存するもので、名古屋市道路認定図による[5]。
- 大金(おおがね)
- 江股キ(えまたき)
- 子流(こながれ)
- 茨島(いばらしま)
- 笠取(かさとり) - 現町域から離れてミユキモールの西に現存する
- 東荒子(ひがしあらこ)
- 籠島(かごしま)
- 西荒子(にしあらこ)
- 鳥水塚(とりみづか)
- 違ヶ瀬(ちがいがぜ)
- 島江(しまえ)
- 才藤(さいと)
- 下黒部(しもくろべ)
- 上黒部(かみくろべ)
- 井尾多レ(いびたれ)
- 助ヶ上(すけんじょう)
- 薬師前(やくしまえ)
- 薬師西(やくしにし)
- 郷(ごう)
- 北浦(きたうら) - 庄内公園とそこから西の堤防に現存する
- 東坪堀田(ひがしつぼほりた) - 庄内川堤防に現存する
- 西坪堀田(にしつぼほりた) - 庄内川堤防に現存する
- 薬師浦(やくしうら)
- 土手(どて) - 庄内川河川敷の庄内公園と庄内川に現存する
- 墓南(はかいなみ) - 庄内川河川敷の庄内公園と庄内川に現存する
- 柳原(やなぎはら) - 庄内川河川敷の庄内公園と庄内川に現存する
- 定井下(じょういした) - 庄内川河川敷の庄内公園と庄内川に現存する
- 村前(むらまえ)
歴史
名塚村 | |
---|---|
廃止日 | 1889年10月1日 |
廃止理由 | 編入 |
現在の自治体 | 名古屋市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 西春日井郡 |
名塚村役場 | |
所在地 | 愛知県西春日井郡 |
ウィキプロジェクト |
かつては、現在の庄内緑地あたり(現在地から見ると対岸にあたる)に所在した村だったが、その地が堤防工事に伴って河川内になり、また遊水池として使用するため、1614年(慶長19年)堀越村・新福寺村とともに現在地に移ってきたという。『(尾張國地名考)』によれば、苗束(なづか)から付けられたという。
沿革
世帯数と人口
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[6]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[7]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 名古屋市立庄内小学校 | 名古屋市立名塚中学校 | (尾張学区) |
交通
バス
施設
史跡
その他
日本郵便
参考文献
脚注
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市計画局編『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年。
- ^ 名古屋市道路認定図 名古屋市西区名塚町
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年03月10日閲覧 (PDF)