名古屋音楽短期大学

名古屋音楽短期大学（なごやおんがくたんきだいがく、英語: Nagoya Junior College of Music^[1]）は、愛知県名古屋市中村区稲葉地町7-1に本部を置いていた日本の私立大学である。1965年に設置され、1978年に廃止された。学生募集は1975年度まで。翌年度より名古屋音楽大学の設置により短期大学は学生募集を停止し、1978年8月21日 正式廃止^[2]。

名古屋音楽短期大学
大学設置/創立	1965年
廃止	1978年
学校種別	私立
設置者	学校法人同朋学園
本部所在地	愛知県名古屋市中村区稲葉地町7-1
学部	音楽科 　　器楽専攻 　　声楽専攻
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概要

大学全体

• 学校法人同朋学園により愛知県名古屋市中村区に設置されていた1965年に設置された日本の私立短期大学。2専攻からなる音楽科が設置されていた。

教育および研究

• 音楽教育に特化した短大となっていた。

学風および特色

• 親鸞の開いた浄土真宗思想に基づいた教育がベースとなっていた。

沿革

• 1965年 名古屋音楽短期大学開学。音楽科をおく。
• 1973年 音楽科を専攻分離。
  • 器楽専攻
  • 声楽専攻
• 1975年 最後の学生募集となる。
• 1978年8月21日 正式廃止^[2]。

基礎データ

所在地

• 愛知県名古屋市中村区稲葉地町7-1

年度別学生数

• 年度毎の学生数はその該当年度の5月1日時点でのデータである。

-	入学定員	総定員	学生数	出典
1965年	50	50	器楽 男1 女45 声楽 男3 女11	^[3]
1966年	50	100	男9 女111	^[4]
1967年	50	100	男9 女110	^[5]
1968年	50	100	男11 女156	^[6]
1969年	50	100	男11 女156	^[7]
1970年	50	100	男7 女231	^[8]
1971年	50	100	男7 女250	^[9]
1972年	50	100	男7 女266	^[10]
1973年	100	150	男6 女291	^[11]
1974年	100	200	男6 女291	^[12]
1975年	100	200	男7 女377	^[13]
1976年	募集停止	100	男3 女201	^[14]
1977年	-	-	男0 女11	^[15]

教育および研究

組織

学科

• 音楽科：入学定員は各専攻とも50名となっていた。
  • 器楽専攻
  • 声楽専攻

専攻科

• なし

別科

• なし

取得資格について

• 中学校教諭二級免許状（音楽）が設置されていた。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

施設

キャンパス

• 同じキャンパスに名古屋造形芸術短期大学を設置していた。

対外関係

系列校

• 同朋大学
• 同朋高等学校
• 名古屋造形芸術大学短期大学部

関連項目

• 名古屋音楽大学
• 廃止された日本の短期大学一覧

参考文献

• 『全国学校総覧』
• 『短期大学一覧』
• 『(教員養成課程認定大学・短期大学等総覧)』（全国高等学校長協会編。第一法規出版）
• 『全国短期大学高等専門学校一覧』（文部省高等教育局技術教育課監修）
• 『短期大学教育』第33号（日本私立短期大学協会発行：1976年）
• 『(全国短期大学受験要覧)』（廣潤社）
• 『全国短期大学案内』（教学社）
• 『全国短期大学受験案内』（晶文社）
• 『全国短期大学案内』（梧桐書院）

名古屋音楽短期大学に関する書物

• 『5周年のあゆみ』：開学5周年を記念して発行された。
• 『学園の歩み』：開学から閉学までのあゆみを集約した書物となっている。

脚注

1. ^ History of Nagoya College of Music(英語)より。2014年9月20日閲覧。
2. ^ ^{a b} 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』278頁より。
3. ^ 昭和41年度版『全国学校総覧』（以下『総覧』と略す。）34頁
4. ^ 昭和42年度版『総覧』36頁
5. ^ 昭和43年度版『総覧』37頁
6. ^ 昭和44年度版『総覧』39頁
7. ^ 昭和45年度版『総覧』39頁より。学園紛争の関係で、当年度の学生数の情報収集ができず、便宜上昨年度と同数で表示されている。そのため、学生数は不詳。
8. ^ 昭和46年度版『総覧』40頁
9. ^ 昭和47年度版『総覧』40頁
10. ^ 昭和48年度版『総覧』42頁
11. ^ 昭和49年度版『総覧』43頁
12. ^ 昭和50年度版『総覧』45頁より。諸事情によりやむを得ず、昨年の学生数が表記されているため、当年度の学生数は不詳。
13. ^ 昭和51年度版『総覧』47頁
14. ^ 昭和52年度版『総覧』46頁
15. ^ 昭和53年度版『総覧』46頁