原 秀三郎(はら ひでさぶろう、1934年10月26日[1]- )は、日本の歴史学者。静岡大学名誉教授。日本古代史専攻。
経歴
政歴
2000年6月 下田市長選挙に公明党・共産党推薦無所属で立候補し落選。得票7745。2人中2位。(当選者石井直樹(2000年~2012年、3期)。得票10567)
学問
大化改新否定論で名を馳せる。友人芝原拓自に導かれてマルクス理論の研究、アジア的生産様式論争に関する学説をたてた。
一方で、近年は180度方向転換し、田中卓の学説を支持して「敬神愛国」をスローガンに掲げ古典解読に取り組んでいる。これは、田中の『伊勢神宮の創祀と発展』に接し、これに反論することができず実力を認めた、しかし当時は皇學館大学の学者の説を認めることは簡単にできず、稲荷山古墳出土鉄剣銘の出現などによって、いいものはいいとはっきり言えるようになった、という[5]。
著書
- 『日本古代国家史研究 大化改新論批判』1980年 東京大学出版会 (ISBN 9784130200622)
- 『地域と王権の古代史学』2002年 (塙書房) (ISBN 9784827311532)
- 『日本古代国家の起源と邪馬台国 田中史学と新古典主義』(國民會館叢書)2004年