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卯月 盛夫(うづき もりお、1953年5月6日 - )は、日本の建築家・都市デザイナー。専門は、都市計画(Urban Planning)・まちづくり、パブリックデザイン・プロジェクトマネジメント・景観設計(Landscape Architecture)等。博士(工学)(早稲田大学・(論文博士)・1999年)。早稲田大学社会科学部・(社会科学総合学術院)教授。一級建築士。
略歴
1953年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。ドイツに渡り、Urban Planningの分野でも知られるシュトゥットガルト大学大学院に留学、シュトゥットガルト市、ハノーファー市都市計画局を経て帰国。世田谷区都市デザイン室主任研究員、世田谷まちづくりセンター所長(初代)、早稲田大学芸術学校教授を経て、早稲田大学「参加のデザイン研究所」所長[1]。 早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院教授。1999年早稲田大学より博士(工学)の学位を取得。
研究・活動
『都市の美しさや優しさは、その都市に住む人たち以上にはならない』との考えから、「新しい公共空間の創造」や、「都市活性化」のためのデザインについて、理論はもとより、実践を含めた重層的なアプローチに立ち、市民参加のまちづくりの実践を通じて、エリアマネジメント、都市再開発におけるプロジェクトマネジメントの手法の確立に取り組む。
また、効果的な情報伝達による "広告効果" と、"景観の向上" をともに実現する屋外広告物(看板)等設置についての手法(エリアマネジメント)である、「路上整理学」の提唱、公園整備、高齢者・子ども施設の設計に至るまで広範な領域で活動、研究を行っている。
学外での主な役職歴
著書
- 『パブリックアメニティ―200例に見る実践的都市デザイン』(共編) ぎょうせい 1992
- 『鉄道高架とまちづくり(下) 鉄道復権に向けた交通文化圏の形成』 (分担執筆) (株)地域科学研究会 1995
- 『共に住むかたち (シリーズ「土曜建築学校」) 』(共著) 建築資料研究社 1997
- 『「交通」の社会実験と市民参加 その効果とプロセス (交通計画集成 巻8)』 (分担執筆)地域科学研究会 1997
- 『これからの都市と交通とまちづくり (交通計画集成 巻12)』 (分担執筆)地域科学研究会 1998
- 『日本建築学会編 「参加による公共施設のデザイン」(まちづくり教科書シリーズ 第3巻)』 丸善 2004
- 『走れ!まちづくりエンジン ― 千代田発市民活動が拓く「新しい公共」』(共著) ぎょうせい 2004
- 『自立と協働によるまちづくり読本 ― 自治「再」発見』(共著) ぎょうせい 2004
- 『都市づくり戦略とプロジェクト・マネジメント ― 横浜みなとみらい21の挑戦』(共著) 学芸出版社 2009
- 『認知症高齢者 中庭のあるグループホーム』(編著) 萌文社 2009
- 『こどもがまちをつくる―「遊びの都市(まち)―ミニ・ミュンヘン」からのひろがり』(共著) 萌文社 2010